2025年6月21日(土)神奈川・横浜BUNTAI『RISE WORLD SERIES 2025』の追加対戦カードが発表された。
今大会から開幕のRISEとGLORYが共同で開催する-65kgワールドトーナメント「Last Featherweight Standing」の1回戦として、シュートボクシング日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)がジェイコブ・ウェイマン(アメリカ/WSRフェアテックス)と対戦する。
笠原は強打を武器に2018年9月にSB日本フェザー級王座、2019年9月に同スーパーフェザー級王座、2022年4月に同ライト級王座とSB史上初の三階級制覇を達成。海外強豪勢を相手に連続KOでSB王者の強さを証明してきたが、2024年2月にONEでのワラポン・ソー.デッチャパン戦で判定負け。10月の復帰第一戦では長谷川祐也を1Rわずか55秒でKOしたが、12月にジャックに延長戦の末に判定負け。2025年2月の再起戦ではコムキョウを1RでKOし、4月にジャックとの再戦で延長戦の末にリベンジした。戦績は36勝(16KO)7敗。
初参戦のウェイマンは2023年1月の『ONE Friday Fights 2』に出場し、MMAでリカルド・カンティディグ・スタグにTKO勝ち。『MAX MUAYTAHI』や『KARATE COMBAT』にも出場し、ムエタイ&キックボクシング戦績9勝4敗、MMA戦績は2勝無敗。本人のInstagramを見ると、どうやら日本に滞在してウィラサクレックフェアテックスジムで練習を積んでいる模様だ。
2022年12月以来のRISE参戦となる笠原は「トーナメントは強敵しかいなくて、もちろん優勝を狙っていくんですけど、ワクワクしてます。SBの看板を背負っていくからには負けられないので、必ず僕が優勝してみせます。あと、笠原弘希を応援してくれる皆さんに、僕は必ず最高の景色を見せるために頑張りますので、応援よろしくお願いします」と意気込み。
また、同大会では「RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament」準決勝3分3R延長1Rで、弟のSB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希(シーザージム)がRISEライト級王者・中村寛(BK GYM)と対戦することが決まっており、兄弟そろっての登場となる。
友希は「RISEさんのヒーローだと思う中村寛選手を僕がぶっ倒しに行くんで、皆さん応援してください。このトーナメントの主人公の僕が倒して、その次の決勝で常陸(飛雄馬)選手とリベンジマッチで勝つという流れを想定してるんで、皆さん楽しみにしてください」と、自分がトーナメントの主人公だと宣言している。