王者ヨードクンポン(左)は体重超過のため王座はく奪、稲垣が勝った場合のみ王者として認定される
2025年5月31日(土)神奈川・横浜BUNTAI『K-1 BEYOND』の前日公開計量&記者会見が、30日(金)都内にて14:00より行われた。

第14試合のK-1 WORLD GPスーパー・ライト(-65.0kg)級タイトルマッチ3分3R延長1Rで、王者ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)は65.1kgで100グラムオーバー、挑戦者の稲垣柊は(K-1ジム大宮チームレオン)は64.9kgでそれぞれ計量をパス。

ヨードクンポンはタイトルマッチで規定体重を100グラムオーバーしたため、王座はく奪。減点1からのスタートとなり、稲垣が勝った場合のみ王者として認定される。

会見でヨードクンポンは「計量をクリアできず、みなさま申し訳ありませんでした。明日はそんな中でも全力を出し切りたいです」と試合に全力で臨むとし、「体重をパスできなかったことは残念ですが、勝ちに行きます。その自信はあります」と自分が勝つと言い放った。

対する稲垣は「K-1、Krushのベルトを獲って、僕が65kgの顔になります」とKrush同級王座に続き二冠王になると宣言。ヨードクンポンの印象を聞かれると「何もないです」とした。

後半に並ぶ3大タイトルマッチで唯一の日本人選手となるが、どんな気持ちを作り上げてきたかとの質問に「正直、最初は怖かったけれど、練習を重ねてきてワクワクしかないです。日本人最後の砦として、僕が世界チャンピオンになります」と意気込む。

そして「日本人は稲垣柊に任せたいと思われるように、最高の試合をお見せします」とK-1を自分が引っ張っていくと勇ましく語った。





