(C)RIZIN FF
2025年5月31日(土)韓国仁川のパラダイスシティで開催される『RIZIN WORLD SERIES in KOREA』の前日計量が30日、同地にて行われ、女子スーパーアトム級(49.0kg)で戦う、シン・ユリ(team GENIUS)が48.99kg。ケイト・ロータス(フリー)が48.95kgの50gアンダーでパスした。
▼第8試合 RIZINスーパーアトム級(49.0kg)5分3R
シン・ユリ(team GENIUS)6勝5敗 48.99kg
ケイト・ロータス(フリー)6勝7敗 48.95kg
1週間前の公開練習を笑顔でこなしながらも、体重調整にはナーバスになっていたケイトは、今春から肉体改造に着手。鈴木千裕、RENA、所英男など数多くの格闘技選手のトレーナーとして知られる“KJ”こと三久保宏治トレーナーのもと、フィジカルトレーニングと減量も行ってきた。
今回の計量クリアに三久保は、「少しキツい減量でしたが、やり切れました」と投稿。肉体改造のなかで筋肉もつけながら、減量を成功させたことを明かしている。
ともに、RENAと対戦経験があり、実はシン・ユリもフィジカルトレーニングを強化してきた身体の強さを持つ。
韓国の会見でケイトは「RENA選手との試合を見て、シン・ユリ選手は打撃がやっぱり強いなって思います。ただ、全体的にはMMAの流れで言うと、組んだりとか組んだ後の展開は自分の方が上回ってるんじゃないかなと思います。もちろん打撃でも負ける気はしないです」と、組みで上回っているとし、打撃でも応戦できるとコメント。
ホームで迎え撃つシン・ユリも、「RENA選手選手とケイト選手が試合するのを見たんですけど、私はRENA選手と同じレベルか、ちょっと上の打撃を見せたと思います。私の方がケイト選手よりも打撃が上だと思うし、グラップリングも私はRENA戦で一応テイクタウンに成功したんですけど、でもケイト選手はテイクダウンしてないですから、私はすべての部分で上だと思ってます」と、全局面で自身の方が上だと語っていた。
ともに体幹が強く、気も強い両者。そして試合スタイルも長い左右から首相撲ヒザの打撃や、粘り強い組み技で“頑張る”似たスタイルを持つといえる。
その勝負の際を制するのはどちらか。フェイスオフでは、両者ともに割れた6パックの腹、ケイトは以前より大きな肩まわり、背中を見せている。
SNSで「またRIZINという舞台に呼んでいただきとても光栄に思います! 去年の夏よりパワーアップした姿をお見せするので皆さん楽しみにしていてください!!」と投稿したケイトは、最後にハングル文字を使って「韓国で会いましょう」と記している。







