▼DEEP JEWELS 49kg以下 5分2R
〇彩綺(和術慧舟會 HEARTS)48.95kg
[判定2-1] ※19-19マスト彩綺×2, 19-19マストSAAYA
×SAAYA(VICTORY GYM) 49.0kg
ムエタイからBreakingDown、DEEPで3勝3敗も激闘続きの彩綺。2024年は3月に古瀬美月を36秒KO後、9月にHIMEにMMAで差をつけられ判定負け。12月には桐生祐子に判定勝ち。
2025年3月の前戦では、グラップラーの青野ひかるに組み伏せられて判定負け。MMA3勝4敗と綺麗に白星と黒星を繰り返している。殺傷能力の高いストライキングがMMAで花開くか。
同じくMMA2勝2敗で白星と黒星が交互になっているSAAYAは、2025年3月の前戦で須田美咲のワンツーを被弾しダウンも、下からの腕十字であわやの場面を作り、払い腰テイクダウンを決めるなど熱戦もスプリット判定負け。殴り合いは必至もどちらが先にMMAとしての完成度の高さを見せるか。
1R、サウスポー構えから左インローの彩綺。右ストレートのSAAYAは詰めて組み。右で差し上げる彩綺はヒザ蹴りで離れ、左ミドル、左ボディ、ストレート。左回りのSAAYAを追う。右差しで組むSAAYAは離れても彩綺に右ストレートを当てて前に!
さらにワンツーで詰めて左差しで崩し、バッククリンチから根毛もすぐに立つ彩綺は圧力をかけて左ヒザ。しかしSAAYAも右ミドル、右ストレート。前に出た彩綺は自らダブルレッグテイクダウン。パウンドからSAAYAの立ち際に蹴りも狙う。
2R、左ボディ、左ストレートを突く彩綺。右ロー、左回りのSAAYAを追って首相撲ヒザ。SAAYAも左右の蹴りと右ストレートを返す。しかし追う彩綺はシングルテイクダウン。右手首を掴んでアームバー狙いからヒザ、ミドルを被弾しながらも立つSAAYAは右を当てる。
しかし、彩綺は左ボディを突くと、右から左を当てて前蹴り! 下がったSAAYAを彩綺が詰めるとSAAYAも右で押し戻す。右の蹴りも当てるSAAYAは頭を下げた彩綺にヒザを突きゴング。
判定は割れて、19-19マスト彩綺×2, 19-19マストSAAYA。彩綺が接戦を制した。








