2025年6月21日(土)神奈川・横浜BUNTAI『OURO presents RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA』の対戦カード発表記者会見が、5月14日(水)都内にて行われた。
SuperFight!の-54kg契約3分3R延長1Rで、RISEスーパーフライ級王者・花岡竜(橋本道場)がモハメド・ミカイリ・ガザリ(マレーシア/Rentap Muay Thai)と対戦。
花岡は“平成最後の怪物”と称され2022年からRISEに参戦し滉大、政所仁を相手に勝利。2024年3月の『RISE ELDORADO』ではRISE×K-1対抗戦に抜擢され、Krush王者の池田幸司と対戦し、池田をスピードとテクニックで翻弄し3Rにダウンを奪い完勝している。6月には「RISE NEW WARRIORSスーパーフライ級トーナメント」で準優勝したホープの長谷川海翔に勝利。12月に「第3代RISEスーパーフライ級王座決定戦」に臨み、政所仁を破って王座に就いた。戦績は24勝(8KO)3敗1分。
ガザリはONEで活躍するヨハン・ザガリの弟。身長は171cmと花岡より11cmも高く、まだ15歳(6月3日で16歳)。戦績は37勝11敗。
最初にガザリからの「みんなはミキと呼んでます。私はムエタイファイターだが今回はキックボクシングをします。花岡のことは知らないけれどベストを尽くします。ミキを応援しください」とのメッセージが読み上げられ、会見に出席した花岡は「去年12月にベルトを獲って、全然相手が決まらなくて6月にやっと試合できるってことで。王者初戦だし気合い入っていて。名古屋大会も現地で見て世界王者の強さを見てきたので、それを超えるような、王者に勝てるんじゃないかって思えるような試合を見せたと思います」と意気込んだ。
対戦相手の印象は「映像を見た感じだと身長が大きくて、若いのでアグレッシブというか雑なファイターって印象ですね。(自分の攻撃が)当たれば何でも倒れると思うので、パンチと蹴り、両方当たる時に当てようかなって感じです」と、特に脅威は感じていないようだ。
5月11日の名古屋大会でRISE世界スーパーフライ級王座に就いた大﨑一貴には、どれくらいの期間で辿り着きたいかと聞かれると「世界タイトルマッチを見て大﨑選手強いなとは思ったんですけれど、あの外国人だったら僕でも勝てるんでって印象があります。年内に組まざるをえないくらいの試合を見せて、年内に組ませようと思っていますね」と、今年中に世界タイトルに挑戦するとの目標を掲げた。