後ろ蹴りでダウンを奪った彪司(C)Fighting NEXUS
STRIKE NEXUS 04
2025年5月11日(日)東京・GENスポーツパレス
▼第12試合 NEXUS KICK 3分3R スーパーバンタム級55.0kg契約
◯彪司(TEAM TEPPEN)
TKO 1R 1分04秒 ※3ノックダウン
×山口隆弥(AFC)

当初は「初代スーパーバンタム級トーナメント」準決勝として彪司と悠里が対戦する予定だったが、悠里が怪我により欠場。2日前に試合を受けたという山口とのワンマッチとして行われることになった(彪司は決勝戦へ進出)。


彪司はRISEを主戦場とする選手でStand Up King of Rookie 2021 -53kg級優勝、JAPAN CUP 2019 -55kg級優勝の実績を持つ。戦績は8勝(3KO)4敗。山口はKROSS×OVERを主戦場とする元々MMAファイターだが、キックボクシングとの二刀流。2020年2月には藤原あらしとキックルールで対戦した経験も持つ。

1R、かなり体格差のある両者。彪司は最初から圧をかけていき、右ロー、左ミドルと蹴り分けて開始から22秒、右ハイキックでダウンを奪う。


彪司は左インローを蹴ると、下がる山口に後ろ蹴りでダウンを追加。さらに右ハイ、左三日月蹴り、そして右ストレートを打つと山口が倒れかけ、ここでレフェリーがストップをかけた。

試合後には決勝で対戦する堀本がリングイン。堀本は「このトーナメント、彪司選手と松下選手が強いってことになっていたんですけれど、松下選手に勝って。ここで自分が勝った方が面白いなって思うので、しっかり勝ってベルトを巻きたいと思います」と話す。

彪司は「このトーナメントはベルトを獲ることが目的ではなくて、強くなるために、自分が成長できるためのトーナメントだと思っているので、8月、過去イチ最強の姿を後楽園ホールに見に来てください」とアピールした。



