双方の合意により契約満了となった黒田
2025年5月9日付で、初代K-1 WORLD GPバンタム級王者の黒田斗真(フリー)とK-1の契約が双方の合意により満了となったことがK-1より発表された。
黒田は4月14日に行われた記者会見で、5月11日(日)東京・アリーナ立川立飛にて開催される中国のプロキックボクシング大会『SPACE ONE 宇宙榮耀』と、日本のムエタイ大会『BOM』のコラボ大会『SPACE ONE×BOM』(U-NEXT配信)への出場が発表された。
しかし、会見でK-1との契約について聞かれると「K-1との契約は残っている状態ですが強行突破ということで」とし、BOM側の佐々木洋平K-TEAM JAPAN代表は「SPACE ONEがこのカードでやりたいと送ってきた中に黒田選手の名前が入っていて、大丈夫なのかと話をしたんですけれど、我々的には問題ないということでSPACE ONEの方でK-1と話をしてくださいと言ってあります」と、SPACE ONEが決めてきたカードとして発表したとし、K-1との契約問題はSPACE ONEの方で解決してもらうことだとしていた。
これについて、4月28日には宮田充K-1プロデューサーが「(会見の)当日知った。ビックリしました。弁護士同士の話になっていますのでコメントは差し控えたい。ルールを守れ、となるかもしれない。試合をやりたい気持ちは分かるし、でもルールはある世界なので。弁護士さん同士のやり取りをしているので今は何とも言えないですね」と、弁護士に委ねていると話していた。
契約満了により黒田は無事、5月11日の『SPACE ONE×BOM』(U-NEXT配信)にてシヴァラット・ウォー.リンティダ(タイ)との2023年12月以来となる試合に臨む。