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RIZIN4勝1敗、MMA10連勝中(18勝3敗)のカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)が、米国フロリダのアメリカン・トップチーム(ATT)入りを発表した。「兄弟のような存在」というラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)がフェザー級王座につくなか、ダウトベックはバンタム級転向も視野に入れる。
2018年9月の『RIZIN.13』で朝倉未来(JTT)に判定負けを喫した6年8カ月前の日本初参戦以降は日本人に敗れていないダウトベックは、2024年1月の『TOP BRIGHTS.1』で松嶋こよみを1R TKOに下すと、関鉄矢、木下カラテ、YA-MAN、鈴木千裕を撃破。
元王者を下したことで、フェザー級王座も視野に入るが、非常に強固な関係を持つ隣国の友人であるシェイドゥラエフがチャンピオンとなったことで、かねてからバンタム級転向も示唆していたダウトベックの動向が注目されている。
そんななか、ダウトベックが6日、アメリカントップチームとの契約締結を発表した。カザフスタンの『AZAMAT SPORT』は、「今彼はこの素晴らしい家族の一員になった。アメリカントップチームは、UFCチャンピオン、ストライクフォース、ベラトール、主要プロモーションの勝者など、世界クラスのMMAスターを育成する有名なジム。ここでは、多くのアスリートが新たなレベルとキャリアを引き上げ、世界のアリーナで勝利している。ダウトベックの偉大な成功と明るい勝利を願っている」と記している。
今後、ダウトベックはどの階級で戦うか。バンタム級では、ATTからRIZINにダニーロ・サバテロ、元谷友貴、牛久絢太郎、金太郎が所属しており、サバテロが言う通り、同門対決の可能性も出て来る。また、将来的に北米参戦となれば、1階級下げて挑戦する選手は少なくない。
31歳のダウトベックはATT入りでどんな選択をするのか、注目される。





