元UFCファイターであるハム・ソヒが山本美憂と挑戦者決定戦
2019年10月12日(土)エディオンアリーナ大阪にて開催される『RIZIN.19』の第11試合女子49kg契約5分3Rで、山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE 22)と対戦するROAD FC女子アトム級王者ハム・ソヒ(韓国)が10日(木)大阪府内にて事前インタビューに答えた。
ソヒはキックボクシングや散打で培った打撃を持ち、2007年2月に初来日して『DEEP』でプロデビュー。日本を主戦場にし、2013年5月にスギロックを破りDEEP JEWELSフェザー級(-48kg)王座を奪取。その後、2度の防衛を果たして2014年からは韓国人女性ファイターとして初めてのUFC参戦を果たすと、1勝2敗の戦績を残した。
2017年6月からは韓国『ROAD FC』に舞台を移し、初代ROAD FC女子アトム級王座決定戦で当時のDEEP JEWELS同級王者・黒部三奈からTKOで勝利して初代王者となった。今年7月の『RIZIN.17』に初参戦し、約5年ぶりとなる日本での試合でDEEP JEWELSアトム級王者・前澤智をKO。今回の山本戦に臨む。
■山本のタックルには「避けるか、防ぐか、殴るか」
――現在の心境は?
「ちょっと震えていて期待もしています」
――対戦する山本美憂選手の印象は?
「警戒しているのは当然レスリングの部分。印象は当然強いと思っています」
「凄く激しい試合になると思いますが、いつも通りに楽しく試合をしたいと思います」
――レスリング対策はしてきましたか?
「RIZINのルールは多様なので、ルールを活用する方法を考えました」
――山本選手のタックルを防ぐ自信は?
「避けるか、防ぐか、殴るかです」
「いろいろなコンビネーションあるわけではないですが、力が強いと思います」
――この試合には浜崎朱加選手が保持するRIZIN女子スーパーアトム級王座への挑戦権が懸かっています。
「今はとにかく今回の試合のことだけを考えています」
――挑戦者にふさわしいのはKO勝ちですか、それとも勝つことを優先しますか?
「試合ではいろいろなことが起きる可能性があるので、勝つことだけを考えています。だから判定で勝つことも視野に入れて考えています」
――他に日本人で戦いたい相手はいますか?
「特に試合をしたいという相手はいませんが、できるだけ多くの試合をしていきたいと思います」