僕の中では100%勝ちを確信している

【写真】元フジTVアナウンサーの鈴木芳彦アナ、長坂哲夫アナも応援
――秀樹戦から3年半あって、こういった状況の中で試合に出ることで反発もあるかと思うが、どんな試合を見せたいか?
「最初の会見でも言ったんですけど、誰がどう見ても無謀な挑戦っていうところがあると思いますが、その無謀な挑戦をするところに、エンターテインメントもあると思うし、この試合で本当に僕が勝ったら見た人に勇気を与えられるかなって僕は思っているので、僕的には楽しみですね。ブランクはあるんですけど、負ける気も全くしないし、チャンスはあるだろうっていうので」
――それはフジテレビの中で、演者と作り手という関係の中で番組を見てきた中で、そういうことが出来るというふうに考えたところもある?
「ありますね。やっぱり凄くいい経験させてもらいましたし。特にスポーツの現場に行ってからは、間近で一流の野球選手と一緒にいさせてもらって、彼らの凄さも見てきたし、裏方をやることで見えてきたものもあったので、今度はちょっと1回…今後どうなるか分かんないですけど、こういうヤツって今までいなかったと思うので見てほしいですね。表と裏、両方経験してきたので」
――どういった経緯で戒告処分が下されたのか?
「言える範囲っていうのが、ニュースにすぐなってしまうのでアレなんですけど。僕が試合に出たいというのは昔から言ってたんですけど、今回勝手に公開記者会見に出てしまったので、そこから何回か話し合いが行われて。それでも僕が出たいっていう旨を伝えてたって形なので。会社からすると処分は当たり前のことだと思ってるし、申し訳ないなって気持ちもあります。でも、それでも僕は東京ドームの舞台に立てるっていうことに対して諦められない部分もあったので。どんな処分も受け入れるつもりですし、クビになっても僕はこの試合に出ます。それだけですね」
――RIZINと東京ドームにそこまで懸けてこだわるのはどうして?
「僕がRIZINに初めて出た時は、たまたま運よく出場させてもらったって言いますか。2日前に計量で倒れた選手の代わりに海人選手が出ることになって、その相手を探している中で、たまたま僕の知り合いにかかってきた電話でその人が出れないんで、お前じゃあ出ろよっていう形で出させてもらって。初めてさいたまスーパーアリーナに立たせてもらった時に、ファンの熱気とか。それまでRIZINを見に行ったこともなかったんですよ。会場の雰囲気とか選手の盛り上げ方とか、選手の熱量とかを選手として味わって虜になって。そこから年末も出させてもらって。その2試合で両方とも勝てなくて。年末に出た白鳥選手との試合でダウンを奪った後に肩が外れてしまって負けてしまって、ずっと悔しい思いが自分の中にあって。RIZINという舞台でもう1回盛り上げたいし、喉から手が出るほど勝利が欲しいので。やり方は荒いんですけど、その中で見せられる試合もあると思うので出場を決意しました」
――勝利のイメージはどこまで練り上げられている?
「トレーナーさんとの話では、1割・2割の勝率をどこまで上げるかっていうことをしてきて、最初1割だったところが3割・4割に上がってきてるんじゃないかっていうところなんですけど。それを東京ドームという舞台で、それ以外のところをどれだけ埋められるかだと思ってて、埋められる要素はたくさんあるので僕の中では100%勝ちを確信しています。100%勝ちを確信しないと、絶対負けると思うので」


