-63kg王者・吉岡龍輝が国際戦に臨む(C)DEEP☆KICK
2025年4月29日(火・祝)大阪・豊中市の176BOXにて開催される第1部『DEEP☆KICK ZERO 20』、第2部『DEEP☆KICK ZERO 21』の追加カードとしてDEEP☆KICK王者の日韓戦に加え、金剛駿引退エキシビションの開催など全対戦カードと試合順が発表された。
第1部『DEEP☆KICK ZERO 20』にて、DEEP☆KICK-63kg第7代王者の吉岡龍輝(及川道場)とソ・ジミョン(RAON GYM)の日韓戦が決定。
吉岡はプロ戦績8勝(3KO)4敗、通称“魔の左”とも呼ばれる威力抜群の左ストレートを武器に現在連勝中と波に乗っている。DEEP☆KICKでは昨年10月より行われたDEEP☆KICK -63kg王座決定トーナメントにて初出場を果たすと、準決勝で竹内皇貴に1RでTKO勝利、決勝戦では龍翔(BLACK☆Jr)から3R残り10秒で放たれた魔の左でダウンを奪取し判定勝利、見事第7代王座を戴冠した。
その後、3月には『RIZIN.50』でINNOVATIONスーパーライト級王者で当時全勝を誇っていた切詰大貴(武勇会)と対戦。他団体王者対決となった1戦は激闘になるも吉岡が2-1で判定勝利を収めた。
対するソ・ジミョンはプロ・アマチュア戦績17勝7敗、韓国のキックボクシング団体『KTK』の元64kg級王者の24歳。今回が初来日、DEEP☆KICK王者相手にインパクト大の試合を披露できるか。

DEEP☆KICK-60kgランカーとして長く激闘を繰り広げてきた金剛駿(Reborn kickboxing gym)が引退を表明し、今大会で引退エキシビションマッチを行う。相手を務めるのは2名で、DEEP☆KICK-65kg第6代王者のTETSU(月心会チーム侍)と様々な舞台で活躍している野田蒼(月心会チーム侍)という野田兄弟に決定した。2分2Rで1Rずつとなる。
金剛は1995年1月23日生まれの29歳。DEEP☆KICKを主戦場に剛腕を振るい、勝ちも負けもド派手なKO決着となる試合を幾度となく披露し、常に会場を盛り上げ続けてきた倒し屋。今年2月の上野コウキ(直心会)戦が最後の試合となった。生涯戦績は10勝(8KO)11敗。
他にもDEEP☆KICK-60kg契約にて山口丈瑠(パラエストラ東大阪)vs.森巧光(REVOLT)も決定。

また「DEEP☆KICK QUEEN -46kg初代王座決定トーナメント」Aブロック決勝で対戦予定だった百花(魁塾)vs.花田麻衣(GROUND CORE)は、花田が怪我でドクターストップ。代役として山﨑愛琉(TEAM TEPPEN)が出場することになった。
山崎はアマチュア時代から様々なタイトルを獲得しており昨年6月にプロデビューしたばかりの新鋭でプロ戦績は1勝2敗。今トーナメントにも出場を果たしていたが2月に行われた準決勝で逆ブロックの桃花・シンデレラ(山口道場)と対戦し判定負けを喫している。しかし突如として巡ってきた再びの初代王者への挑戦権、1度は夢叶わずとなったがその敗戦を糧にリザーバーからのベルト戴冠を達成できるか。

続く第2部『DEEP☆KICK ZERO 21』で行われるDEEP☆KICK-60kg挑戦者決定トーナメント決勝、上野コウキ(直心会)vs.健真(BLACK☆Jr)の1戦は、DEEP☆KICK-60kg第9代王者のGUMP(TEAM TEPPEN)がベルト返上を表明したため急遽、第10代王者を懸けた王座決定戦となることが決定した。
両者は昨年3月に対戦経験があり、その際は判定2-1で割れるも上野が勝利している。しかしその際も大きな差はなく、今度こそハッキリと白黒をつけると互いに発している。果たして、第10代王座戴冠となるのはどちらだ。
他にもDEEP☆KICK-55kg契約にて仁保彩晴(SHARK GYM)vs.鉢田歩揮(フリー)、DEEP☆KICK-51kg契約にて木下亜輝斗(FASCINATE FIGHT TEAM)vs.由知(TeamFreeStyle)、DEEP☆KICK-63kg契約にて仁(LEGEND GYM)vs.TOJO(K-1GYM BLOWS)、DEEP☆KICK-46kg契約にて牧野天音(FASCINATE FIGHT TEAM)vs.辰巳璃央(TeamFreeStyle)も発表された。



