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【ボクシング】那須川天心が11月へ向けて“世界前哨戦”相手は初のサウスポー「今回の試合でも狼煙をあげたい」

2025/04/18 11:04
【ボクシング】那須川天心が11月へ向けて“世界前哨戦”相手は初のサウスポー「今回の試合でも狼煙をあげたい」

サウスポーを相手に世界前哨戦を行う那須川

 2025年6月8日(日)東京・有明コロシアム『Prime Video Boxing 13』の記者会見が、4月18日(金)都内にて行われた。

 バンタム級でWBC1位・WBA2位・WBO2位・IBF4位にランクされる那須川天心(帝拳ジム)が、バンタム級3分10RでWBA同級6位ビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国)と対戦。

“世界前哨戦”と銘打たれた一戦で那須川が対戦するサンティリャンは、14勝(5KO)1敗のサウスポー。アマチュアを経て7年前にプロに転向し、13連勝をマーク。2023年6月に来日して石田匠とWBA世界バンタム級挑戦者決定戦に臨み、判定2-1で敗れた。これがプロ唯一の敗北。2024年6月に再起戦を判定勝ちし、那須川戦に臨む。ガードを高めに置いた構えから上体を小刻みに振りながらフェイントを多用するサウスポーのボクサーファイター。


 会見で那須川は「前回モロニー選手と戦ってしっかり自分の実力が世界に通用することが自分自身もそうですし、見ている人にも分かったと思うので、今回世界前哨戦として戦うことになったと思います。今回初めてサウスポーの選手で、世界王者はサウスポーの選手が多いのでそれに向けてという意味もありますし、ボクシングを始めて2年経ちましたが、2年で今の立場まで来れたのはトレーニングや周りの環境に恵まれていると思います。ここからが勝負だと思いますので、今年どうなるかは楽しみなことがたくさんあると思うので、今回の試合でも狼煙をあげたいと思います」と挨拶。

 プロ7戦目でサウスポーと対戦することについては「今回の選手だけにとどまってないというか。世界王者がサウスポーの選手が多いので、そこへ向けての戦いになりますかね。全体的に何でもできる選手で、近い距離も遠い距離もできる選手なのでそこで打ち負けてはいけないっていうのが自分の中でありますね」と答えた。

 那須川が言うとおり、スイッチヒッターのWBA王者・堤聖也を含めれば4王者全員が左構えということもあり、この最後のハードルを越えれば11月にも世界挑戦という流れになるという。

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