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【ONE FF】「BLACK ROSE」軍入りした溝口司がMMAで初参戦、日本拳法出身の強打者・成尾拓輝がキックボクシングで連勝を狙う

2025/04/10 18:04
 2025年4月11日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 104』(U-NEXT配信)に、今週は日本人選手2名が出場する。  第1試合のフライ級MMA5分3Rで、溝口司(フリー)がエゼキエル・イシドロ(フィリピン)と対戦。 (C)GLADIATOR ONE初参戦の溝口はK-1甲子園2021西日本予選トーナメント-60kg優勝、2021年関西・東海アマチュア修斗選手権大会バンタム級優勝。2022年9月に『GLADIATOR』でプロデビューし、浅井亮磨に1RでTKO勝ち、高橋天斗にスプリット判定勝ち、江田塾長こうすけに1RでKO勝ちと3戦全勝。2024年9月にはラジャダムナンスタジアムでムエタイの試合に出場し、18秒でKO勝ち。2025年3月に平本蓮率いるBLACK ROSEへの加入を自身のInstagramにて発表し、それから初の試合となる。イシドロも今回がONE初参戦。  第3試合のキャッチウェイト(53.05kg)キックボクシング3分3Rでは、成尾拓輝(究道会館)がアルベウ・ダ・シウバ(ブラジル)と対戦。  成尾は日本拳法出身でHOOST CUP日本ライト級王者、JAPAN CUP KICKBOXINGスーパーフェザー級王者。2024年10月にシュートボクシングに参戦し、ポッシブルKから判定勝ち。11月の『ONE Friday Fights 88』でONE初参戦を果たすと、ジャン・ジンフー(中国)から合計4度のダウンを奪って豪快に3RでKO勝利し、35万バーツ(約155万円)のボーナスもゲット。。12月のシュートボクシングでは手塚翔太にスタンディングフロントチョークで敗れている。戦績は14勝(10KO)7敗1分。  対するコヘイアことブラジルのシウバは、MMA3勝4敗で、『ONE Warrior Series』では2019年2月にリト・アディワンに初回KO負け、同年8月にデイブ・バンギギに2R 一本負けして2連敗。2023年9月の『WLF MMA 68』では、WFLムエタイ3連勝中だったワン・ワンリにムエタイルールで判定勝ち。2024年9月の『ONE Friday Fights 79』では瀬戸睦雅に3RでKO負けと、ONEでは3連敗中だ。  今大会のメインイベントには、日本でもお馴染みのコンペット・フェアテックス(タイ/Fairtex Training Center)とチャーパヤック・サクサトゥーン(タイ)が登場。  コンペットはルンピニースタジアムでフライ級&バンタム級の2階級制覇、元タイ国プロムエタイ協会ライトフライ級王者、BBTV(7チャンネル)フライ級・ライトフライ級・フェザー級の3階級を制覇したムエタイ6冠王。激闘の多さで有名な7チャンネルで戦ってきた、打ち合いも出来る万能型。2022年9月、K-1に初参戦して玖村将史を判定に破り、日本でもその名が知られるようになった。  ONE初参戦となった2023年1月の『ONE FRIDAY FIGHTS 1』のメインイベントではプラジャンチャイに判定負け、3月のK-1では金子晃大に判定負けと連敗を喫するも、その後はONEで5連勝をマーク。2024年11月に小笠原瑛作を破ったチャーパヤックに判定負けで連勝が途切れたが、2025年2月にテッパクシンから勝利を収めて再戦に臨む。戦績は89勝(13KO)19敗4分。  チャーパヤックはBBTVをはじめとするテレビマッチで人気を集めたファイターで、ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級9位、BBTVスタジアム認定フェザー級7位の肩書きを引っ提げて2022年12月の『KNOCK OUT』に初来日。メインで小笠原瑛作と対戦し、2Rにダウンを奪われるも3Rにヒジでカットに成功し、逆転TKO勝ちを飾った。ONEには2023年12月から参戦し、Friday Fightsで4連続KO勝ち(初回KOが3試合、2R0分28秒でKOが1試合)と圧倒的な強さを発揮。前述の通り2024年11月にコンペットから判定勝ち、2025年2月にはゴンナチャイにも判定勝ちでONE負け無しの6連勝中。
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