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【RIZIN】朝倉未来「鈴木選手と俺がやったら死闘になる。血だらけになることでしょう。その俺の格闘技人生のさだめを見て」、鈴木千裕は「ドームでタイマンはりましょう」

2025/04/09 22:04
 2025年4月9日(水)20時より、東京・文京区の東京ドームシティアトラクションズ バイキングゾーン芝生エリアにて『RIZIN男祭り 朝倉未来 対戦相手発表記者会見』が行われた。  平本蓮の負傷欠場により、対戦相手が未定だった朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)の相手は、前RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)に決定した。この試合はRIZINフェザー級(66.0kg)5分3Rで行われる。  鈴木は3月30日の『RIZIN.50』香川大会でカルシャガ・ダウトベックに判定負けしたばかり。大晦日のクレベル・コイケ戦、3月のダウトベック戦、5月の朝倉未来戦と5カ月で3試合の連戦で、前戦からわずか1カ月間隔での再起戦となる。  会見で鈴木は「最短で帰ってきました。充電期間が欲しいと思って落ち込んで休憩してたんですけれど、直っちゃうんですよね、俺って。足も治りますし、拳も治っちゃうので復帰しました。気合い入ったので朝倉さん、ドームでタイマンはりましょう。僕は気合い入っているのでよろしくお願いします。皆さん、最高の会場を作って会場を盛り上げてください」と挨拶。  2024年7月の『超RIZIN.3』での平本蓮戦での1R TKO負けからの再起戦となる朝倉は、「お世話になってます。去年平本に負けて一応格闘技引退させてもらったんですけれど、どうしても悔しくてね。平本とやるために帰ってきたんですけれど、平本が欠場ということで。当初の目的を見失った中でRIZINがピンチということで、他の相手でも皆さんが期待してくれるんだったら出ようということを決めまして。知っての通りずっと対戦相手がいなくて、その中で鈴木選手が漢気を見せて上がってきてくれたということで。  RIZINの歴史が10年くらいあると思うんですけれど、俺も何回も怪我したまま出たこともあるし、RIZIN愛の強い選手たちのおかげでRIZINは続いてきていると思います。なので今回は男祭りというよりは、漢気祭りということで、鈴木選手と俺がやったら死闘になると思いますし、血だらけになることでしょう。その俺の格闘技人生のさだめを見に来てください」と死闘を宣言した。  互いの印象を聞かれると、鈴木は「昔から試合を見ていても皆さん知っての通りカウンターが上手いですし、打ち合いもやるのはもちろん分かっているんですけれど、今回は関係ないんすよ。プライド全部懸けて殴り合いするんで。だから僕、細かいことは考えてないですね」と、殴り合いをするだけとする。  朝倉は「去年の12月までチャンピオンだった選手なので、ずっと勝ち続けて、本番に強い選手だなと思っています。でも全然負けると思ってないです」とした。  同じストライカーということで、平本対策をしてきた中で鈴木とはやりやすいのかと聞かれた朝倉は「全然タイプが違うんですけれど、やりやすいとかは無いと思う。僕的に平本がフェザー級で一番打撃が強いと思っているんですけれど、平本よりテイクダウンディフェンスとか寝技が強いと思うので総合的に厳しい展開にはなると思うんですけれど、総合で上回って勝ちたいと思います」と、厳しい試合にはなるが総合格闘技として上回って勝ちたいとする。  鈴木は3月30日のダウトベック戦でのダメージを聞かれると「やっぱり身体が丈夫だったので、折れてたかと思って焦っていたんですけれど折れてなかったですね。健康な身体に感謝して。リングに神はいないですけれど、日常には神がいると思っていて。なんか縁があって導いてくれたんじゃないですかね。だから健康です。大丈夫です」と笑顔。  試合後は「一人にさせてください」とメンタル的に落ち込んでいたようだが、そこからどう気持ちが上がって行ったのかと聞かれると「当分の間、格闘技から離れてもいいかなって気持ちに1時間くらいなって。どうしようかなと思っていたんですけれど、時間が経つにつれて暇だなみたいな、暇ってやつに飽きたっすね。だから帰ってきました。その次の日にはやべえ試合したいなみたいな。身体は病院へ行って検査してみないと分からないなって病院へ行って検査して、凄いね大丈夫だねと言われて。じゃあレッツゴーですわって言って来ましたね」と、すぐに立ち直ったという。 【写真】フェイスオフの最後には朝倉から拳を差し出し、鈴木も拳を出して合わせた。 その試合の解説を務めていた朝倉は「ここまで激闘した選手とは戦えないですね。あまり無理をさせないでほしい」と言っていたが、なぜ対戦することにしたのかを聞かれると「ケラモフとか青木真也とかいろいろな名前をRIZINに上げさせてもらったけれど、現実的に厳しいという中で。皇治とやっても盛り上がらないでしょう。鈴木選手が直談判してきたってことなので、俺に勝てると思って対戦を組んでもらっているわけじゃないですか。だったら俺はRIZINから提示された中で一番強い人を選んで勝つだけなので、だから選びました」と、シンプルにRIZINが提示した選手の中から一番強い相手を選んだと答えた。
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