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【ONE】秋元皓貴と龍聖が公開練習「日本の底力を見せる」(秋元)「僕が日本の格闘技はまだまだ終わってねえよ、ってところを見せたい」(龍聖)

2025/03/13 18:03
【ONE】秋元皓貴と龍聖が公開練習「日本の底力を見せる」(秋元)「僕が日本の格闘技はまだまだ終わってねえよ、ってところを見せたい」(龍聖)

(C)ONE Championship

 2025年3月23日(日)さいたまスーパーアリーナ『ONE 172: TAKERU vs. RODTANG』(U-NEXTで独占PPVライブ配信)に出場する、秋元皓貴(EVOLVE MMA/POD)と龍聖(Team KNOCK OUT)が13日(木)都内にて合同公開練習を行った。


 共にシャドーとミット打ちを行った両者。パンチ、蹴りともにシャープな打撃で快音を響かせ、調子の良さをうかがわせた。


 秋元は「試合決まるのも早くてしっかり準備はしてきているので、あと2~3日やりこんで疲れを抜けばバッチリだと思います」、龍聖は「今回スパーリングパートナーにも恵まれていい練習が出来ていて。明日でスパーリング最後なんですけれどそれを乗り切って、あと何日かしっかり練習してあとは体調に気を付けるだけかなって感じです」と、仕上げの段階に入っているとした。


 秋元は対戦するジョン・リネカー(ブラジル)について「パンチが強くて一発のある選手なのでそこは気を付けないといけないですが、しっかりとそこも調整してきているのであとは仕事するだけかなと思います」と評する。


「1~3戦目を見て少しずつムエタイに距離感を合わせてきている感じもありますが、キックボクシングはグローブも違いますし、そこでリネカーがどこまでアジャストしてくるか分からないですけれど、自分がやることは決まっているのでそれをしっかりやりたいと思います」と、自分の“仕事”を遂行するだけと話す。


 龍聖は対戦するスリヤンレック(タイ)について「相手によって動きを変えてくるのではなく、自分の強みで突き進んで来るタイプなので。パンチですね。その一発に気をつける。試合が終わるまでそこを気を抜かず、しっかり気を付ける。そこに尽きると思います」と評する。


 第1試合に選ばれたことについては「第1試合って誰でもいいわけじゃないし、僕が選ばれたことに自信を持って。この大会は数十年に1回とかそういうレベルの大きい大会だと思うので、花道を歩くのも僕が最初ですし、日本vs.世界で素晴らしい先輩たちにつなげるのもそうですし、一発目で僕が日本人として勝利をつかもうと思っています」と、日本勢に弾みを付けたいという。


 自身のSNSに、ジュニア時代に秋元と一緒に撮った写真を公開した龍聖。そのことを聞かれると「本当に凄い憧れの人だったので、今の僕のファイトスタイルの土台も元々秋元さんを真似するところから始めましたし、ONEのスーパーシリーズでONEのベルトを巻いたのは日本人で秋元さんしかいないですし、日本人のキックボクサーで秋元さんが一番の選手だとずっと思っていて。


 僕はずっと日本でやっていて、僕が今までやってきた日本のベルトが偽物というわけではないけれど、本当の本物ではないと僕は思っていて。だからコンタクトをとったりとか会ったりは出来るので、自分が本物になってからこの人に会いたいというのが凄いあって。まだまだ僕は今は本物ではないけれど、ONEという舞台に上がることでこうやってまた会えてそれは凄い嬉しいですね」とアツく語る。


 これを聞いた秋元は「来てくれたのも覚えていますし、練習が終わってから喋ったりしていて。その時はたしか勉強に集中するため1回格闘技離れると言っていたので、もう辞めちゃうんだなと当時思っていて(笑)。でも戻ってきてこうやって活躍して、同じ大会に出るっていうのは凄いことだなって。自分もそこからキックを離れたこともあったので、凄いなって思います」と巡り合わせに驚いている様子。


 秋元は龍聖の動きを見て「僕の真似をすると言っていましたけれど、ちょっと似ている部分はあるのかなというのは感じます」と感想を述べると、龍聖は「嬉しいですね」と微笑む。秋元は「龍聖くんは龍聖くんでかなり強いですし、その下の代もいるので僕や龍聖くんを見て次の世代がどんどん出てきてくれたら嬉しいと思います」と、龍聖が自分に憧れてプロになって活躍したように、そういう選手が増えてくれれば嬉しいと語った。


 チャトリONE代表からの「日本大会を通して、改めて日本の格闘技が盛り上がるためにみんなで頑張りたい」という言葉をどう感じているか、と聞かれた秋元は「1年前に日本大会をやって日本人選手があまり勝てなかった。もちろんONEというのは本当にレベルも高いですし、1試合1試合勝つのも大変なんですけれど、ここは日本人が勝って盛り上げるのが一番だと思うので、日本の底力を見せて。難しい相手が今回多いなと思いますけれど、また次につなげたい。年内でも、来年でもまた出来るように。それをやっていけば日本格闘技界はまた盛り上がってくると思うので、その一人になりたいと思います」と受け止める。


 龍聖は「世界的に見てもMMAが主流になってきて、日本のキックボクシングという立ち技の部門の流れがよくない状況だと思うんですけれど、そこを僕は日本人として変えたい。日本の立ち技をもう一度復活させたいという想いはずっと持って試合をしてきたので、ONEという舞台に出場することになってチャトリさんもそういう想いを持っていることに共感しますし、僕も想っていることは一緒なので、乗っかって第1試合の僕が日本の格闘技はまだまだ終わってねえよ、ってところを見せたいと思います」と、自分がその起爆剤になると話した。


 秋元はリネカー戦の重要度と今後見据えていることを聞かれると「ここをしっかり倒して勝つことが大事なのかなと思っていて。リネカーはパンチで倒すことはあってもそんなにKOされるのはない選手なので、その選手をしっかりKOする。次につなげる。自分が負けた3選手(ペッタノン、ウェイ・ルイ、イリアス・エナッシ)がいますし、その一人一人を倒していかないといけないし、ハガティ―もいますし、スーパーレックが来るかもしれないというのがあるので、全員倒すつもりでやっていこうと思います」と、リネカーをKOしてリベンジマッチにつなげたいとする。


 2月28日の『ONE Friday Fights 98』でKO勝ちした、同じくKNOCK OUTを主戦場とする壱・センチャイジム)から「つなげた」とのメッセージを受け取った龍聖は「壱は仲の良い友達でよく遊んでいましたし、今でも連絡を頻繁にとるんですけれど、試合があるってなって。もちろん生で見ていましたし、凄い本当に興奮しましたし、刺激になりましたね。僕もこの流れに乗りたいなって。あそこまで激闘はしたくないですけれど(笑)、僕もこの流れにしっかり乗って、僕はKNOCK OUTの選手なのでKOを見せるっていう想いに火が付きましたね」と、刺激を受けたとした。

 最後に、秋元は「3月23日、しっかりKOして次につなげたいと思います」、龍聖は「あと10日になりました。調子も体調もばっちりで最高の試合が出来そうです。第1試合、必ず見てください。最高の試合で必ず勝ちます」とファンへメッセージを送った。

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