因縁が深まるばかりのヒロヤと篠塚。朝倉未来と平本蓮の代理対決でもある
2025年5月4日(日)に東京ドームで開催予定の『THE MATCH 2』が、平本蓮の負傷欠場により朝倉未来との再戦が中止となったことで、大会名を『RIZIN男祭り』として開催することをRIZINが7日の会見で発表。
フライ級(-57.0kg契約)5分3Rでヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)vs.篠塚辰樹(MASTER BRIDGE/剛毅會)が決定。

会見に出席した篠塚は「今回のテーマはbig tings(英語のbig thingsのパトワ語発音。大事な局面)。俺の格闘家人生の第3章が始まります。ボクシングやってキックやってMMA。自分これで最強を目指します。今回の試合は俺がMMAデビューするってだけの話で、その相手に選ばれたおちびちゃんなんで。それだけ。以上です」と、いきなりの挑発。
ヒロヤも「RIZIN男祭り。僕の試合は喧嘩祭りになると思っているので。MMAでね、思うような試合に行くと彼は思ってると思うんですけれど、僕はただひたすら完膚なきまでにボコボコにするだけなので楽しみにしていてください」と負けてはいない。

互いの評価を聞かれ、篠塚が「まず打撃は鼻くそみたいに弱くて…」と言うと、すかさずヒロヤが「ちょっと腰が弱そうすぎで相手にならなそうですね」と口を挟む。篠塚が「うるせえ。あとコイツ、レスリングも大して出来ないし、見れば見るほど弱いんで全然大丈夫すね」と追加すると、ヒロヤは「こういうこと言うんですよ。デビュー戦なのに」。これに篠塚が「うるせえ雑魚」と返すと、ヒロヤは「俺に殺されるんで楽しみにしてください」と宣言。篠塚は「分かった、分かった、雑魚」と吐き捨てる。
これがMMAデビュー戦となる篠塚は、この試合に向けた練習はかなり出来ているのかとの質問を受け「出来てますね。大塚(隆史=元DEEPバンタム&フェザー級王者)さんと一緒にやってます。なのでデビュー戦にちょうどいいすね。ちょうど弱いし、ちょうどいいっす」と言い放つ。

それにヒロヤは「もう楽しみっすね 吠えるだけ吠えといて。ボコボコにしてやるから。ポペガーしたる」と返答した。
篠塚は盟友・平本蓮の欠場について聞かれると「肩も千切れてるししょうがないんじゃないですか。別にそこまでやる必要もない試合だったし。その分、俺が盛り上げます。あの雑魚ぶっ飛ばして」とする。
ヒロヤは師匠の朝倉未来が復活する大会に一緒に出ることについて「未来さんが復活してくれることで日本の格闘技が盛り上がるんだろうなっていうのも思うし、その大会に一緒に出るので。自分は本来ならファンの方に対しても、やらなくていい試合ではあると思うんですけれど、俺はRIZINを盛り上げたい。この日本の格闘技界を盛り上げたいと思っているので、俺がここで一肌脱ぐのも大事かなと思ってやらせてもらいたいですね」と、本来なら篠塚との試合はやる必要がないが、大会を盛り上げるために引き受けたと言い放った。



