2025年4月6日(日)東京・新宿FACE『KROSS×OVER 30』にて、KROSS×OVER GIRLS-KICKアトム級王座の防衛戦に臨む王者・辻井和花(BRING IT ON パラエストラ AKK)が6日(木)、高校を卒業したことを自身のSNSで報告した。
【写真】卒業証書を手にする辻井。制服ともお別れ(C)辻井和花 辻井は極真空手で20戦17勝、RISEのアマチュア大会RISE NOVAの全日本女子トーナメントで2021年に-47kg級優勝、KNOCK OUTアマチュア大会-47kg級優勝などの成績を収め、2022年10月の『RISE』にて16歳でプロデビューした。そのデビュー戦こそ小林穂夏に敗れたが、以後は『KROSS×OVER』で3連勝、2023年10月には松本徐倫を破り僅か4戦目にしてKROSS×OVER GIRLS-KICK アトム級王座に就いた。2024年4月にはRISEで坂田実優に勝利。しかし、7月の斎藤千種戦ではダウンを奪われてデビュー戦以来の黒星となった。戦績は4勝2敗。
サウスポーで左ストレートが得意。姉の辻井和奏もプロキックボクサーで、妹も空手とキックボクシングを学んでいるという格闘三姉妹だ。
辻井のInstagramのフォロワー数はなんと52.4万人(3月7日現在)。現役JKファイターとして制服姿でのシャドーや空手の型、マススパーなどを投稿し、これが海外を中心に大バズった。コメント欄には多数の海外からの書き込みがあり、今や世界で最も名前の知られている女子キックボクサーだろう。PIKO KAILAとのコラボアイテムが発売されるほど国内でも人気。
その辻井が高校を卒業し、制服とはお別れとなる。大学への進学が決まっており、これからはJDファイターとして活躍が期待される。