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【K-1】K-1反乱軍(仮)のレオナ・ペタスが会見、松山勇汰が軍団入りで5月のトーナメント参戦を勝手に決定宣言「目指しているところは“K-1最高”」

2025/02/27 19:02
【K-1】K-1反乱軍(仮)のレオナ・ペタスが会見、松山勇汰が軍団入りで5月のトーナメント参戦を勝手に決定宣言「目指しているところは“K-1最高”」

武尊がいた時代のK-1を超えることが反乱軍の真の目的だと話したレオナ

 2025年5月31日(土)神奈川・横浜BUNTAI『K-1 BEYOND』の記者会見が2月27日(木)都内にて行われ、会見の後半にK-1反乱軍(仮)のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が登場した。


 2月9日に東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された『K-1 WORLD MAX 2025』のリング上に現れ、K-1反乱軍(仮)の結成を呼びかけたレオナは「あれから思っていたより反響があったり、たくさんの人が僕を信じてくれて。あの時は感情的になって上がったけれど、いろいろな人が支持してくれていい感じだったというのを実感しています。

 K-1最高、キックボクシング最高というのが今のK-1では見ることが出来ない。それを見せていきたい。そのためには今のプロデューサーがダメなプロデューサー、ポンコツなのでプロデューサーの座から引きずり下ろさないとそういうところが見えない。なのであのプロデューサーを引きずり下ろしたいと思っています。


 あの時にマイクで僕が不満のある選手は集合と言いましたが、リスクがある。試合に干されたり、プロデューサーにマッチメイクで潰されたり。でも意外と20~30人くらい声をかけてくれて。今日は話もしたいことがあるので、代表で一人だけ来てもらっている選手がいます」と賛同者が20~30人いたと言い、その一人として松山勇汰(ALONZA ABLAZE)を紹介。松山は元々、レオナと同じジムの後輩だった。

 登壇した松山は「自分は不満がある形じゃないけれど、お世話になっているレオナさんが盛り上げていこうとする中で一番についていかないといけないと思ったので、一緒に反乱軍として盛り上げていきたいと思います」と、宮田Pや今のK-1に不満があるわけではないが、レオナと行動を共にするとした。


 現在所属するALONZA ABLAZEの卜部功也会長にも「話をして若いうちは挑戦するべきだと言ってくれて了承してくれました。挑戦しないと何も始まらないので、やれることは自分からやっていきたい」と許可をもらっているとする。

 レオナは「僕、K-1スーパー・フェザー級王座を返上したじゃないですか。で、5月に王座決定トーナメントをやるって話になってるじゃないですか。僕と勇汰が出場します。これ決定で。他に出たい選手、Krushの王者とか出たいと言っていたから出ていいけれど、僕らが出ないと盛り上がらない。あとは外国人でいい。ファンの皆さんは僕らが出場するので予定あけといてください」と、勝手に「K-1 WORLD GP 第6代スーパー・フェザー級(-60kg)王座決定トーナメント」への出場を決定と宣言。

 K-1に話は通っているのかと質問されると「僕が王者だし、僕らが出場した方が盛り上がるでしょ。僕と勇汰が出ないと盛り上がらない。なので僕ら出ます。決定です」とする。なぜ返上したタイトルの王座決定戦に出るのかと聞かれると「この階級なら僕が一番強いと思っているので。1日3回タイトルマッチだと思っています」と、そのベルトは自分のものだと主張。


 勝ち上がればレオナとの対決もあるのでは、と聞かれた松山は「横山選手に負けてから強い人と練習しないといけないと思って。レオナさんにもスパーリングをお願いしています。でも試合は試合なので、お互いスパーで出していない部分があるので、勝ち進んで当たったら今までの成長を見せます。レオナさんに勝ってベルトを巻きたい」と、勝つことが恩返しだとした。

 レオナは「僕と勇汰のどっちかが優勝したら、K-1を良くしていきたいので宮田が居づらい世界になると思うので、そうなれば盛り上がっていくと思う。1回どちらかが優勝してプレッシャーを懸けてやりたいなと思っていますね」とする。

 反乱軍の今後の活動を聞かれると「まず、チーム名は決まっている。他の選手もいます。今のところ2名。今日は間に合わなかったりしたけれど不満が募っているので徐々に発表していきたい。K-1が良くなって欲しいので、愛がないと反乱していてもしょうがない。より良くしていきたいと思っている選手をどんどん入れていきたい。他団体の選手もいるのでそこも楽しみにしてもらいたいです。他団体の選手も試合がしたいから来ると思うし、K-1に不満があるから来る。でも不満だけでなく愛がないと嫌なので、愛がある選手も近々発表したいと思います」と、徐々に明らかにしていくという。


 では、反乱軍の一番の目的は何かと聞かれると「目指しているところは“K-1最高”です。武尊選手がめちゃめちゃ輝いていた時代のK-1を超えることが最大の課題かなと思っています。小さい段階の目標としてはあのプロデューサーを引きずり降ろさないといけない。そのためには実力で証明していかないといけない。魅せられる選手、実力がある選手と一緒にやっていきたいと思います」と、武尊エース時代のK-1を超えることだとした。

「武尊選手と戦った時に『あとは任せた』と言われて、僕がトーナメントで優勝した時にK-1最高と言った。でも武尊選手のあの時代に勝てていない。だからさらに上を行こうと思って。武尊選手があの時に声をかけてくれなかったら、もっとラクな道に行っていたが、任せたと声をかけてくれたので漢として責任感を持っていかないといけない」と、武尊との約束を果たしたいと話す。

 現在SNSで荒れ狂う永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の軍団入りの可能性はと問われると「僕、元々華のある選手だと思うんです。なのでぜひ参加してくれるなら待っています。独自の道を進むならそれでいいと思っている。別々になってもいい方向になるように一緒に頑張っていきたい」と、K-1を盛り上げたいという意味では同志だとした。

 宮田Pの何がそんなに気に入らないのか、との質問には「武尊選手がいた時に、皆さんってK-1に対して面白いな、やってるなら見たいって思っていたと思います。でも今はRIZINとかと被るとそっちに持っていかれる。今までは見たいと思っていたのに、今は負けちゃう。そういうところでだらしないなと。仕事が出来ていないのが許せない。せっかく武尊選手が作ってくれたK-1を衰退させているのが見ていて苦しいなってところです」と説明。

 その宮田Pからの妨害工作はあるのか、と聞かれると「僕らがトーナメントに出る話も知らない。でも、あの時に数字がとれると分かったからわざわざこの会見をしてくれたんだと思う。妨害工作を受けるとしたらこれからじゃないですか。ビビッて今までのことをひっくり返してくるのか、強気で来るのか見ものだと思います」とニヤリ。

 最後に「僕と松山がトーナメント出ますので、ぜひ注目お願いします」と、自分たちが出るのは決定だと断言した。

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