▼プレリミナリー第1試合 46.26kg契約 2分3R
〇藤原乃愛(尚武会フジワラムエタイジム/ラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級1位)
判定3-0 ※30-27×3
×タン・スアン・ユン(シンガポール/ラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級11位)
藤原はジュニアキック時代から50戦以上のキャリアを重ね、2021年5月にプロデビュー。相手を圧倒する前蹴りで連勝を重ね、プロ6戦目でAyakaに勝利し、高校3年生にしてミネルヴァ ピン級タイトルを獲得。昨年3月に撫子との初防衛戦で敗れ、続く5月のムエロークでは女子ムエタイ界トップの一角、モンクットペットに判定負けを喫して以降は、タイを主戦場に。
2024年6月にはタイ・ カラレスタジアムで行われたFairtex Fight47kgタイトルを獲得。9月の『RAJADAMNERN KNOCK OUT』でも完勝、10月は『BOM』に初参戦してミンタに判定勝ち、12月は『RWS JAPAN』に初参戦でMIREYに判定勝ちと現在9連勝中。
ユンはWBCムエタイ インターナショナル 女子ミニフライ級王者で、2024年12月の『RISE』に初来日。宮﨑小雪に2RでKO負けしている。

1R、藤原が左ミドル、前蹴りで前に入ってパンチにつなぐが、ユンは首相撲で藤原のバランスを崩す。離れると藤原の顔面前蹴りが見事にユンの顔面を捉え、ユンは転倒。左ローで入っていく藤原を右ストレートで迎え撃つユン。ならばと藤原は顔面とボディへ前蹴りを蹴り分ける。ユンが前へ出てきたところに藤原がバックハンドブローを放ってラウンド終了。オープンスコアは10-9×3で藤原のラウンドに。

2R、パンチから蹴りにつなげる藤原にユンは組み付くが藤原も首相撲からのヒザで応戦。離れると右ストレートから自分で組みついてのヒザを見舞う。左右フックで前へ出るユンを左ミドルで迎え撃つ藤原。ユンのフックにヒジを合わせようとする。パンチの回転を速める藤原が左右フックの4連打で攻めていく。さらに変則の左ハイキック。藤原の猛攻に組み付こうとしたユンの顔を藤原が押し、組ませなかった。2Rも10-9×3で藤原がとった。
3R、藤原はどっしりと構え、これまでと戦い方を変えた。フックを放って前へ出てくるユンを右ストレート、左ミドルで迎え撃ち、組むとユンの顔を押して動きを封じる。藤原がワンツー、左ボディ、左ボディの2連発、左ローから左ミドルとユンをコーナーへ詰める。ジャブ、前蹴りとユンにロープを背負わせたところで試合終了。



