初防衛戦のヨードクンポン(左)に挑むは鈴木
2025年2月9日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX 2025』の前日計量が、8日(土)都内にて11:00より行われた。

第19試合のK-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ3分3R延長1Rで対戦する、
王者ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)は再計量で65.0kg、挑戦者・鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)は64.80kgでそれぞれ計量をパス。

初防衛戦となるヨードクンポンは「日本、K-1に戻ってこれて嬉しいです。自分にとっては初めての防衛戦になりますが、ここ2カ月間、いい練習ができました。できる限り、長い間、タイトルを防衛したいと思っています」と長期政権を築くとの意気込み。

鈴木は「ここまで来るのに心も体も最高の状態に仕上がりました。明日は最高の試合をしてチャンピオンになるので楽しみにしてください」と王座奪取すると宣言した。

ヨードクンポンは鈴木に対して「左の蹴り、左のパンチがいいと思い、研究してきました。明日は楽しみにしてください」とし、鈴木が打ち合いを望んでいることを伝え聞くと「間違いなく楽しい試合になると思います。鈴木選手は足を止めないファイターだと思っていますし、自分も同じようなタイプ。噛み合うと思います」と評した。

鈴木は「やっと来たなという感じです」と、待ちに待ったタイトル挑戦にモチベーションは高いが、「チャンピオンになるためにやってきたんですけど、だからこうしようではなく、いつも通りのことをやればベルトはついて来ると思っています。タイトルマッチだからという気負いはないです」といつも通り戦うとする。

一方、一度は引退することを考えたというヨードクンポンは「たしかに一度引退を考えましたが、キックボクシングルールを経験して自分に合っているなと思いました。そこで、今のウィラサクレック会長に出会い、K-1への参戦を勧めていただきました。そして昨年、K-1トーナメントで優勝することができて、ウィラサクレック会長への感謝とともに、もっと戦いたいと思えるようになっています」と、今は自分に合ったルールで試合を続けていきたいとモチベーションが上がっていると答えた。





