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【修斗】フェザー級打撃対決になるか、宇藤彰貴vs.齋藤翼。たておvs.シャ ランディ、バンタム級で川北晏生vs.杉野光星、フライ級で“スーパー高校生”中池武寛の再起戦も=3月16日(日)後楽園

2025/02/06 17:02
 2025年3月16日(日)東京・後楽園ホールで開催される『プロフェッショナル修斗公式戦 2025 Vol.2』の追加カードが発表された。  試合決定以来、SNS上での舌戦が更に加速している王者・SASUKEに挑む椿飛鳥の因縁の世界戦。その他にもパク・ボヒョンvs.現PANCRASE女王・ソルト、前環太平洋王者“もっとも戦いたくない男”藤井伸樹vs.“無敗の新鋭”永井奏多など注目カードが並ぶ今大会に、さらに強力なサバイバルマッチ5カードが追加された。全国各地から注目のニューカマーが“聖地”後楽園ホールへ集結する。 ▼フェザー級 5分3R宇藤彰貴(同級世界10位/ゴンズジム)齋藤 翼(総合格闘技津田沼道場・FIGHT FARM)  まずはフェザー級の宇藤彰貴(同級世界10位/ゴンズジム)と齋藤翼(総合格闘技津田沼道場・FIGHT FARM)の一戦が決定。  神戸から参戦する宇藤は勝利している6戦全てをKOで飾っている生粋のストライカー。2024年は4月に内藤太尊を1R TKO。7月にも久保村ヨシTERUを2R KOに下している。  対する齋藤もスタンドでの殴り合いは望むところ。前戦、昨年10月の「Poundout-1」では元環太平洋王者の児山佳宏を2R KO。その前の3月大会では、環太平洋王座に挑戦する青井太一にもユナニマス・デシジョンで勝利している。今回も激しい打撃戦になることは間違いない。後楽園ホール初出場となる成長著しい22 歳の宇藤とどう戦うのか注目だ。 [nextpage] 島村に勝利したたておと浜松極めたランディが対戦 ▼フェザー級 5分2Rたてお(同級世界9位・ELEVEN)シャ ランディ(TRIBE TOKYO MMA)  フェザー級からもう1カードが決定。2024年11月大会に続き連続参戦するたてお(同級世界9位/ELEVEN)と“練馬長南組”フェザー級注目のシャ ランディ(TRIBE TOKYO MMA)が対戦。  ランディはデビューから僅か2戦ながら確実にインパクトを残す試合を行なっており、2024年3月にメイヘム和成をスタンドバックから背中に乗ってのリアネイキドチョークで引きずりこんでの一本勝ち。特筆すべきは2024年10月の前戦の浜松ヤマト戦。サイドポジションを取らせて長い手足を活かしてのバギーチョークで浜松を絞め落とし、2試合連続1Rでの一本勝利を極めている。  受けて立つたておも絞め技を得意としており、13勝中5つの一本勝ちでは、リアネイキドチョーク、スカーフホールドアームロック、腕十字などを極めている。SASUKE、椿に敗れたたておだが、2024年11月の前戦では島村裕に判定勝ちで再起を遂げている。両者の高度な寝技の攻防が見れるだろう。  今大会のメインではフェザー級の世界戦が行われるが、翌週の3.23新宿FACE大会では王者・上原平に青井太一が挑戦する環太平洋フェザー級チャンピオンシップも行われるなど、フェザー級の勢力図が大きく変わるタイミングだ。  ただのアンダーカードではなく今後の展開が注目されるフェザー級戦だ。 [nextpage] BTCから修斗帰還の川北と平川下した杉野が激突 ▼バンタム級 5分3R川北晏生(同級世界3位/TRIBE TOKYO MMA)杉野光星(同級世界7位/ALLIANCE)  またバンタム級からは川北晏生(同級世界3位/TRIBE TOKYO MMA)が出場。川北は、PANCRASEで内山拓真、小川隼也に勝利後、 風間敏臣に判定負けも、鬼神光司に判定勝ち。2023年7月に髙城光弘にスプリット判定で敗れ、主戦場を修斗に移すと、2024年5月の中国YFUとの対抗戦でドウ ガーシュエにスプリット判定勝ち。  GLADIATOR、修斗で3連勝も、2024年9月の修斗環太平洋王座決定トーナメント準決勝を皮膚疾患で無念の欠場。2024年12月の『Breakthrough Combat 02』で吉野光と熱闘も判定負けを喫した。  対するは“世界のTK”高阪剛の秘蔵っ子・杉野光星(同級世 界7位/ALLIANCE)。2023年9月のプロ修斗デビュー戦で谷井翔太に判定勝ちすると、2024年11月の前戦で世界バンタム級9位の平川智也を判定2-0で下している。最も層が厚く最激戦区と言われているバンタム級ランカーサバイバルマッチに期待されている。 [nextpage] 4連続フィニッシュも新人王決勝でシモンスズキに敗れた中池武寛が長崎の下田洋介と対戦 ▼フライ級 5分2R中池武寛(パラエストラ小岩)下田洋介(095BJJ長崎柔術)  フライ級では、デビューから4連続フィニッシュ勝利した“スーパー高校生”の中池武寛(パラエストラ小岩)の再起戦が決定。中池は2024年11月の新人王準決勝でシモンスズキに無念のTKO負けで初黒星を喫した。  対戦相手は2022年全日本アマ修斗選手権フライ級を制した長崎の下田洋介(095BJJ長崎柔術)となった。下田は2019年4月にPANCRASEでデビューし、1勝1敗。修斗TORAOで1分1敗。BLOOMで2連敗中で、2024年10月の前戦では、KJ タイラーに1R TKO負け。 [nextpage] ライト級で手島響と後藤亮が再起戦 ▼ライト級 5分2R手島 響(パラエストラ小岩)後藤 亮(TRIBE TOKYO MMA)  中量級のライト級からは手島響(パラエストラ小岩)vs.後藤亮(TRIBE TOKYO MMA)のも決定。手島は2024年9月に直島弘昌に2R KO勝ちも、2025年1月にシヴァエフに2R TKO負け。  後藤はDEEPで1勝3敗。2024年8月のT.T.F. Challenge Vol.10でグラップラー脇に1R リアネイキドチョークで一本勝ちも、11月の前戦DEEPで山本颯志に判定負け。  年始の開幕戦から各階級ランキングが大きく動く熱戦が展開されたプロ修斗公式戦、2025年第二戦も注目のカードが並んだ。修斗BASEオンラインショップでは“早割”を実施中だ。 [nextpage] 3月16日(日)『プロ修斗公式戦 2025 Vol.2』既報カード ▼世界フェザー級チャンピオンシップ 5分5RSASUKE(マスタージャパン東京)王者・3度目の防衛戦椿 飛鳥(トライデントジム)挑戦者・同級1位 ▼女子ストロー級 5分3Rパク・ボヒョン(韓国/WEST GYM)同級2位ソルト(日本/マルスジム)同級7位 ※ストロー級クィーンオブパンクラス ▼バンタム級 5分3R藤井伸樹(ALLIANCE)同級世界4位永井奏多(TRIBE TOKYO MMA)同級環太平洋10位 ▼バンタム級 5分2R中野剛貴(KRAZY BEE)松下祐介(パラエストラTB)
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