▼第4試合 キャッチウェイト(62.59kg)ムエタイ 3分3R
〇エー・ミウ(ミャンマー)
KO 2R 0分41秒 ※左フック
×睦雅(ビクトリージム/ジャパンキックボクシング協会ライト級王者)
睦雅こと瀬戸睦雅は2023年3月にジャパンキックボクシング協会のライト級王者に。2024年3月のジャパンキックでパランラックにKO勝ち後、5月の『ONE Friday Fights 61』でONE初参戦。カビラン・ジェレバンを2R 左フックからの右フック4連打でKO。初陣を飾っている。7月にはホームのジャパンキックでケンクーンに判定勝ち、WMOインターナショナル・スーパーライト級王座を手にすると、9月のONEでアルベウ・コヘイア・ダ・シウバを左フックでKOしてONEで2連続KO勝ち。11月にはジャパンキックでユッタカーンをKOし、現在破竹の11連勝中と勢いに乗っている。戦績は19勝(12KO)4敗2分。
今回はミウとキャッチウェイトムエタイでの対戦。ミウは2024年8月の『ONE Friday Fights 76』でONEに初参戦を果たすと、高園麗斗(=REITO BRAVELY)を左ストレートで2RにKO。10月の2戦目ではオマール・キンテに判定で敗れ1勝1敗。ラウェイ出身でラウェイ戦績は25勝2敗22分。
1R、前へ出て来る睦雅に左右フック、ワンツーを思い切り繰り出すミウ。連打で前へ出て来るミウを睦雅は右ヒジで迎え撃ち、さらにバックスピンエルボー。しかし、ミウは下がらずパンチを繰り出す。左の2発をもらった睦雅だが、すかさずパンチと飛びヒザで反撃。ガンガン打ち合いに来るミウを相手に睦雅も打ち合い、左フックでダウンを奪う。再開後、さらに前へ出て左右フックでミウを下がらせ左フックでダウンを追加。
2Rも両者は打ち合いを展開。睦雅の右フックでグラついてミウに睦雅はフックの連打と右ヒジ。もはやダウン寸前かと思われたミウだが、右フックを打った睦雅に前に出たミウが左フック、睦雅も返しの左フックをほぼ同時に当ててダブルノックダウン! しかし、すぐに立ち上がったのはミウ。睦雅も立ち上がるが大きくふらつき、レフェリーがストップ。ミウがダブルダウンから生還し、大逆転KO勝利を飾った。
ミウは「2回ダウンを取られましたが、インターバルでセコンドにお前もダウンを取るしかないと言われたので実現しました。ファンの応援に感謝したい」と泣きながら勝利者インタビューに答えた。ミウは35万バーツのボーナスも獲得。