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【BTC】名古屋移住のトレント・ガーダムが参戦、練習仲間だった竹本啓哉と対戦が決定。無敗の新鋭・山崎蒼空と熊崎夏暉がともに初の国際戦も=2月26日(水)『Breakthrough Combat03』

2025/01/30 19:01
 2025年2月26日(水)に開催される『Breakthrough Combat03』で新たに国際戦3試合が決定した。2024年10月の旗揚げ大会、12月の第2回大会と同様にBTC 3も会場非公開・配信(THE1.TV配信)大会として行われる。 ▼バンタム級 5分3Rトレント・ガーダム(豪州)竹本啓哉(ALIVE)  ガーダムは、長らくタイのタイガームエタイで選手兼トレーナーとして活動していたが、このたび名古屋のHEATジム所属となり、試合機会を求めていたところ、竹本啓哉(ALIVE)との対戦が決定した。  両者は同じ名古屋で、春日井“寒天”たけしのもと、Nagoya Top Teamでともにトレーニングをする間柄だったが、対戦が決まったことで竹本がNTTでの出稽古を休止し、今回の試合に向けて調整をしている。  その竹本はGladiatorを主戦場とし、バンタム級王者にも2度就いているが、35歳を迎えるにあたり「今後はベルトよりも強い相手、特に名前も知らないような未知の強豪と戦いたい」という希望を持っており、強い相手を求めるうえで練習相手のガーダムとの試合を了承したという。2024年は5月にデッチプールに横三角絞めで一本勝ち。7月の前戦で竹中大地に判定負けからの再起戦となる。  27歳のガーダムは、2023年6月の『RIZIN.43』で後藤丈治にツイスターで敗れた後、UAE Warriorsで1分1敗、HEX Fight SeriesでのRNCによる一本勝ちを経て、24年11月の前戦WLF MMA 80でジャン・チンエーとドローとなっている。 ◆竹本啓哉「UAEW、RIZINと大きな舞台で戦ってきたトレント選手と試合できて光栄です。そんなトレント選手に勝って今年は飛躍の1年にします」 ◆トレント・ガーダム「2月26日に東京で開催されるBreakthrough Combatの第3回大会に出場できることを非常に嬉しく思っています。私の目標は、対戦相手の竹本選手を破り、激しいフィニッシュを決め、2025年のキャンペーンのスタートに素晴らしい勝利を収めることです」  とにかく試合に飢えている両選手の対戦、クラシカルなストライカー×グラップラー対決でどのような攻防が見られるのか、注目だ。 [nextpage] BRAVEのサンボ王者・熊崎夏暉がAngel's FCタイトルコンテンダーと対戦 ▼バンタム級 5分3Rチェ・ハンギ(韓国)熊崎夏暉(BRAVE)  バンタム級国際戦。BRAVEの熊崎はキャリア4戦4勝0敗。コンバットサンボとスポーツサンボで全日本王者となっており、力強いテイクダウンから自分の形で寝技で支配し、極めの強さを実戦で見せている。攻めの組みに対し、Angel's FCでタイトル挑戦経験のあるチェ・ハンギが経験の差を見せることはできるか。熊崎にそこを突破する力があるか。前戦は1月に秋田良隆に1R 肩固めで一本勝ちしている。 ◆チェ・ハンギ「自分にとって日本の大会はUFCと共に、いつか戦いたいと思っていた場所です。貴重なチャンスを下さったBreakthrough Combatの皆さんに感謝致します。相手は試合経験こそ少ないですが、無敗の選手なので抜かりなく準備をしていきます」 ◆熊崎夏暉「全局面で圧倒して、フィニッシュします!」 [nextpage] ネオブラ優勝の山崎蒼空が韓国のベ・ジュンウと対戦 ▼フライ級 5分3Rベ・ジュンウ(韓国)山崎蒼空(マッハ道場)  フライ級で5勝0敗の山崎も、韓国のイ・ミョンジョンを相手に初の国際戦に挑む。  山崎は2024年9月の前戦PANCRASEのネオブラフライ級決勝で岸田宙大に判定勝ちで優勝。その後、12月に有川直毅と対戦予定も有川の怪我で試合はキャンセルとなっていた。  その山崎は、12月にチェ・スングクの対戦相手をSNSで募集した際に、古賀雄兵に続き、2番目の早さでBTCにコンタクトした選手。その際、「今回でなくても国際戦、日本人選手でも、とにかく強い選手と戦いたい」という強い気持ちをぶつけており、主催者は「その時から今大会に出てもらうと決めていた」という。  当初の予定では組み技系のイ・ミョンジュンと対戦予定だったが、発表前に練習中の負傷で出場できなくなり、エクストリーム・コンバットのチームメイトであるペ・ジュンウが山崎との対戦に名乗りを上げた。  ペ・ジュンウは23年12月にGladiatorで一階級上の上久保周哉とショートノーティスで戦った選手で、ベースはボクシングだが、上久保戦を経て、この間に課題だったグラップリングの向上にも努めてきたという。 ◆ペン・ジュンウ「挑戦する事が好きなのでBreakthrough Combatという新しい舞台から呼ばれて本当に嬉しいです。以前は上久保選手と試合をしましたが、今回の相手の山崎選手も負けなしの強者と聞きました。傷だらけになる覚悟で試合するので応援宜しくお願い致します」 ◆山崎蒼空「今回Breakthrough Combatに参戦させていただきありがとうございます。世界を見据えてここで戦えることを光栄に思います。この先を見据えたパフォーマンスをするので楽しみにしていてください」  今回の3試合に加え、イ・ジュンヨンvs.上田将年戦で、MMAは全4試合がBreakthrough Combat03で組まれる予定。またProgressに関しては、フェザー級王座決定戦の竹内稔×須藤拓真戦以外に2、3試合が予定されている。 【既報カード】 ▼フライ級 5分3Rイ・ジュンヨン(韓国)5勝2敗上田将年(G-face TEAM 緒方道場)20勝11敗2分 ▼Progressフェザー級王座決定戦 5分3R竹内 稔(カルペディエム三田)須藤拓真(X-TREME EBINA)
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