初のタイ人選手との対戦にも自信たっぷりの19歳・松下
2025年2月23日(日)東京・後楽園ホール『RISE 186-RISE 22th Memorial event-』の対戦カード発表記者会見が、1月21日(火)都内にて行われた。
バンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで、同級8位・松下武蔵(GOD SIDE GYM)がオートー・ノーナクシン(タイ/ノーナクシンジム)と対戦。
松下はKNOCK OUTのリングで王者・古木誠也をKOするなど活躍し、RISEのリングへ。2023年12月にはKrush王者・池田幸司と接戦の末、判定負けを喫した。再起戦では伊東龍也に延長戦の末に辛勝。2024年6月、若原聖をKOしたが9月に加藤有吾に惜敗。12月に塚本望夢の欠場を受けてスクランブル参戦し、ジャンジャン・シー・ラバヤンを左ボディでKOした。戦績は11勝(5KO)2敗1分。
オート―は元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級6位で、2024年8月のRISEに初参戦すると拳剛を左右ミドルと右ストレートを駆使し、打たれ強さも見せて延長戦で判定勝ち。12月には元フェザー級王者・門口佳佑と対戦し、判定2-0で敗れるも接戦を演じた。
会見には松下のみ出席し、「門口選手を追い込んだ相手ということで。その試合を見ていたけれど、どんどん前に出てくるファイター。自分的にはパンチをよけていろいろな技を入れて倒せたらと思います」と意気込む。
4月に20歳の誕生日を迎えるが「20歳になる前にRISEのベルトを巻きたかったんですが、20歳になって十代の時よりもパワフルな戦い方、試合を見せられたらと思います」との言葉も。
オート―の印象を聞かれると「ニヤニヤしている(笑)。会場で会った時に挨拶するんですが、ずっとニヤニヤしていて、自分はコップンカップ(ありがとう)と言っています。だからカップって感じですかね」と笑い、「スネが堅そう。あとは優しい顔としか印象が出てこない」とした。
ムエタイ選手の印象としては「やはりスネが堅いのと、ミドルキックをいっぱい蹴って来ること。苦手な戦い方は僕の中にないので、どんな戦い方をしてきても対応できる練習をしているので、問題ないと思います」と語り、「僕なので全然いけると思います」と攻略に自信を見せた。