PFLが1月15日、2025年のスケジュールを発表。本誌既報通り、「8階級の総勢64選手による、シングルエリミネーション・トーナメント(10大会)を開催することを正式に発表した。
「PFL8人制ワールドトーナメント」は、女子フライ級/バンタム級/フェザー級/ライト級/ウェルター級/ミドル級/ライトヘビー級/ヘビー級の8階級で実施。 日本風にいえば8階級でGPを同時に開催していくことになる。
1回戦が4~5月、準決勝が6月、決勝が8月開催となる。「賞金総額」は2000万ドル以上。優勝者には50万ドルのボーナスが支払われる。
大会の模様は190カ国で放送、ストリーミング配信され、米国ではESPNとESPN+でライブ放送。日本ではU-NEXTで配信される。
8階級各8選手(全64選手)による8つのブラケット(組み合わせ表)と対戦カードは2月に発表される。
PFLのピーター・マレーCEOは「PFLワールドトーナメントはPFLの継続的なイノベーションであり、世界のMMAファンにさらにエキサイティングな商品を提供できることに興奮している。一発勝負、シングルエリミネーション、これほどエキサイティングなスポーツはない」とのコメントを寄せた。
5カ月にわたる世界トーナメントの全日程は以下の通り。Bellatorブランドが消えるなか、日本からは、現在PFLに渡辺華奈が参戦中。Bellatorでは2連勝中の菊入正行、再起を期すISAOが契約。また、RIZIN経由で太田忍、矢地祐介がスポット参戦している。過去には石井慧、西川大和、東よう子、工藤諒司(引退)らも出場しているPFLだが、新たな参戦選手もあるか。
2024年12月の『PANCRASE 351』でフェザー級王座決定戦に出場予定だったキム・サンウォン(韓国)は「PFLフェザー級トーナメントに出場のため」PANCRASEを欠場している。それが今回のトーナメントになるか。
◆一回戦2025年4月3日(日本時間4日)2025年4月11日(日本時間12日)2025年4月18日(日本時間19日)未定
◆準決勝2025年6月12日(日本時間13日)2025年6月20日(日本時間21日)2025年6月27日(日本時間28日)
◆チャンピオンシップ2025年8月1日(日本時間2日)2025年8月15日(日本時間16日)2025年8月21日(日本時間22日)
PFL 2024 優勝者とスーパーファイト王者
◆ヘビー級スーパーファイト王者フランシス・ガヌー(カメルーン)
◆女子フェザー級クリスチャン・サイボーグ(ブラジル)
◆ヘビー級優勝デニス・ゴルツォフ(ロシア)
◆ライトヘビー級優勝ドブレジャン・ヤシムラドフ(トルクメニスタン)
◆ウェルター級優勝シャミル・ムサエフ(ロシア)
◆ライト級優勝ガジ・ラバダノフ(ロシア)
◆フェザー級優勝ティムール・ヒズリエフ(ロシア)
◆女子フライ級ダコタ・ディチェバ(英国)
Bellator王者
◆ヘビー級正規 ライアン・ベイダー(米国)暫定 ワレンティン・モルダフスキー(ロシア)
◆ライトヘビー級コーリー・アンダーソン(米国)
◆ミドル級ジョニー・エブレン(米国)
◆ウェルター級ラマザン・クラマゴメドフ(ロシア)
◆ライト級ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)※1.25 vs.ポール・ヒューズ
◆フェザー級パトリシオ・ピットブル(ブラジル)
◆バンタム級パッチー・ミックス(米国)
◆女子フェザー級クリスチャン・サイボーグ(ブラジル)
◆女子フライ級リズ・カムーシュ(米国)