篠塚の挑発にヒロヤがリングに上がり、額と額を押し付け合ってのフェイスオフ
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナにて『RIZIN DECADE』が開催され、昼の部では『雷神番外地』が行われた。
その第5試合で野田蒼(月心会チーム侍)を1R1分23秒、KOした篠塚辰樹(MASTER BRIDGE/剛毅會)は試合後マイクを持ち「来年、俺はMMAやるから。来年ヒロヤやろうね。よろしく。やるんだろ、お前」とアピール。
観客席にいたヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)が怒りの表情でリングに上がり、篠塚と額と額を押し付け合ってのフェイスオフ。ヒロヤは「やったるわ。お前が逃げんなよ」と言えば、篠塚は「打撃もロクに出来ないくせにへなちょこが」と挑発した。
この件について、ヒロヤが自身のYouTubeチャンネルにて語った。ヒロヤは「アイツ、SNSでもずっとなんかあれやねん。もう前から結構言うとって。今回マイクでなんか言うてきとったけど腹立ったな。シンプルに名前出されて割とムカついとったから」と、以前から篠塚の挑発を気に入らないと思っていたとする。
リング上でのやり取りは「お前やれんの、みたいな。逃げんなよみたいなことを言ってたから、お前が逃げんなよコラ、なんで俺が逃げんねん、お前が逃げんなよって話」という会話があったという。
額と額を押し付け合ってのフェイスオフもあったが「アイツさ、フェイストゥフェイスみたいな感じになった時にさ、(頭と頭が)ガンッてなったやんか。アイツの髪の毛があるやんか、あのもじゃもじゃしたやつ。めっちゃ硬かってさ、タワシみたいにめちゃめちゃ硬いねん。俺、ちょっと(額が)赤くなっとうもんな。アイツ(髪の毛が)武器やって。だからアイツ丸刈りにさせるわ。お前、俺に負けたら丸がりなって感じで」と、敗者丸刈りマッチにしたいと笑う。
篠塚には「俺が普通にボコボコにしてMMAの厳しさを教えるけどな。MMAの厳しさっていうか、俺はシンプルにアイツにちょっと腹立っとうからさ。マジでボコボコにしたろっていう風に思っとるだけやけど。MMAの厳しさはどうでもええな。マジでアイツをボコボコにするって感じ」とボコボコにしてやる宣言。
そして、師匠である朝倉未来の復活について「やっぱり格闘技界に朝倉未来は必要でしょう」と語った後、2025年5月4日(日)東京ドームでの開催が決まった『THE MATCH 2』に「出たいな。そこで篠塚ボコりたいな。それが盛り上がりそうじゃない? 未来さんの前座で出来たら面白いかなと思う」と、朝倉未来vs.平本蓮2の前座でヒロヤvs.篠塚辰樹をやりたいとした。2025年は『THE MATCH 2』に続き、夏のフライ級ワールドGPに向けたサバイバルマッチもスタートする。果たしてヒロヤは生き残ることができるか。