ぱんちゃんに続いて伊澤にも初黒星を付けると息巻くルシア・アプデルガリム
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN DECADE』に出場する選手の個別インタビューが、29日(日)都内にて行われた。
第11試合のRIZINスーパーアトム級(49.0kg)5分3Rで伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)と対戦する、ルシア・アプデルガリム(アルゼンチン)が出席。
アプデルガリムは2024年5月3日に公開された『巌流島バーチャルファイト』に初来日し、ぱんちゃん璃奈と対戦。2Rに強烈な右のカウンターをヒットさせ、ぱんちゃんの右目を大きく腫れあがらせるなどして判定勝ち。ぱんちゃんにプロ初黒星を付けた。
試合の流れに任せながらKOを狙う
「すごく調子がいいです。自分が強いと感じています。チームで練習してきて準備万端です」
──RIZIN初参戦、RIZINというイベントはご存じでしたか。
「世界で最高のイベンターであることは知っていました。この機会をいただけて、チームともども嬉しく思っています。ありがとうございます」
──伊澤選手の印象は?
「なにも特に印象はありません。チャンピオンであるとは知っていますが、そうとは思わないようにしています。自分も同様に負けを知りません」
──どんな試合になりますか。
「もちろん流れに任せて試合を展開したいと思っていますが、KOしたいです」
──MMAは6戦目、キックの戦績は?
「15戦やっていて13勝、そのなかにぱんちゃんに勝った試合も入っています」
──13勝1敗1分ですか?
「そうです」
──格闘技を始めたきっかけ、一番最初にやった格闘技、これまで経験した格闘技は?
「11歳でテコンドーを始め13年やっています。それからオルティス先生についてMMA始めました。MMAが好きなのは、より激しい戦いでショックを受けられるから。MMAは14歳から始めました」
──ストロー級が主戦場のなか49kgであることはいかがですか。
「ぱんちゃんとの試合もマイナス1kgでやりましたし、自分自身は今の力も強く感じているので準備万端」
【写真】巌流島バーチャルファイトでぱんちゃん(左)に強打を浴びせて初黒星を付けた(C)巌流島
──印象が無いとのことでしたがグラウンドになったら付き合うのか、あくまで得意のスタンドで?
「先ほども申し上げたように、チームとともに準備を整え、試合の流れに任せながらKOを狙いたいと思います」
──今後は二刀流?
「もちろんです、一生やりたい。どちらもやっていきたいです」
──10年前は10歳、今回RIZIN10回目。10年前の夢は。格闘技を始める前だと思いますが。
「ちょうど私がトレーニングを始めた頃なので、世界的なイベントに出てみたいと思っていました」
──今の夢は?
「RIZINのチャンピオンになることです」
──伊澤選手の打撃は率直にどう評価していますか?
「私のほうがずっと強いと思っています」
──特にどんなところが?
「あらゆる意味で私のほうが彼女より強いです」
──伊澤はサブミッショングラップリングがとても強い。何かグラップリングの強化はしてきましたか。
「チームと一緒に練習を積んできたので、試合の流れでそうなっても対応できます」
──所属するPicante Fight Clubにはいいグラップラーがいますか。
「私の兄弟のエルフィーノもいますし、コーチも4回世界チャンピオンになっています」
──警戒する感覚やイメージは?
「特に大丈夫です、私たちは全てのことに練習を積んできたので準備万端です」