朝倉未来率いるチーム朝倉未来、勝敗予想は「4勝2敗」。これに安保が加わる
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN DECADE』の第1部「雷神番外地」の対戦カード発表会見が、22日(日)都内にて行われた。
会見に登壇した榊原信行RIZIN CEOは「未来に相談してRIZINとは違う世界観でヒリヒリとした試合をマッチメイクしたりプロデュースしたりするのに力を貸してくれってことをお願いしました。未来もやりましょうと気持ちよく答えてくれて、今日この場に至ってます。さすがというか、いい感性しているなと思ったのは平本蓮が、俺たちBLACK ROSEもそこに関わらせてくれよってことで手を挙げて、14日にK-1に行って誰か俺たちと一緒に未来のチームとやることに何か関わろうよという声を上げました。未来にもその旨を相談して、面白いですねと。じゃあ、全面対抗戦で行きましょうと。朝倉未来軍vs.BLACK ROSE、チーム朝倉未来vs.チーム平本蓮の全面対抗戦を発表します」と、経緯を説明。
続いて朝倉未来が「大晦日と言えば格闘技だと思っていて。助けが必要だということで少しでも盛り上がるカードが組めたらいいなということで。僕たちは3部(RIZIN.49)を超えるつもりでやってきているので、皆さん楽しみにしていてください」と挨拶。
インフルエンザのため欠席した平本からは「今日、会場に行く予定でしたがインフルエンザにかかってしまい申し訳ないです。みんな、風邪やインフルエンザに気を付けてください。朝倉未来さんも気を付けてください。大晦日は元々体調が万全ではなかったので今年の大晦日は試合が出来ないだろうなと思っていました。そうしたら朝倉未来が大会をプロデュースするみたいな話を聞いたので、だったらBLACK ROSEもそこに絡んだら面白いだろうなと思って、榊原さんに相談したら『いいね、どんどんやれ』と。先日、K-1の会場に乗り込んでアピールさせてもらったら朝久選手が名乗りを上げてくれたけれど、実はそれ以外の選手からもむちゃくちゃ問い合わせが入って凄い反響でした。大晦日はBLACK ROSEで全勝して、今年の大晦日はBLACK ROSEが主役になることを楽しみにしてください」との手紙が読み上げられた。
対戦カードの決定について朝倉未来は「例えば篠塚選手とは井原(良太郎=BreakingDownバンタム級王者)くんが本来やった方が面白かったりしたんですけれど、12月8日のBreakingDownで骨折してしまった。あと赤田選手とはジョリーがやった方がいいとかあったんですけれど、(ジョリーが)ヒザの怪我だったりとかでいろいろ組めなかったりがあったんですけれど、こちら側の選手が漢気を見せて名乗り出てくれて成立したって感じですね」と、当初はもっとBreakingDown色が濃いメンバーが予定されていたと明かす。
また試合順について聞かれると「メインの選手がいないと思って。一人お願いしたところ出てくれるということで。電話つなげられます?」と、その選手へ電話。「今回、大晦日お願いできます?」と未来が問うと、「もちろんです。任せてください」と安保瑠輝也が電話の主だった。
昨年の大晦日はBLACK ROSEの一員として大晦日に参戦した安保は「俺、言いたいことあんねんけどさ、最近平本を筆頭に言動とか行動とかダサすぎてカッコ悪すぎるから。俺が朝倉軍の大将としてしっかり解体させてもらうわ」と、BLACK ROSEを解体させてやると宣言。「ということで、向こうの大将は平本でもええし、誰でもいいから。俺は今回ライアン・ガルシアと戦うためにボクシングで2カ間ずっとやっていたからルールはボクシングにさせて欲しいけれど、誰とでもやるから。連れてきてください」と、相手は誰でもいいとした。
これにチーム平本蓮の副将格・篠塚辰樹は「(準備)できます。多分います」と、安保と戦う相手を用意できるとする。安保は「とにかく大晦日、日本の格闘技盛り上げるために一肌脱いで頑張ります」と意気込んだ。
対抗戦の予想を聞かれた朝倉未来は「4勝2敗」と答え、平本蓮への対抗意識は芽生えたかと聞かれると「僕が戦うわけじゃないので選手同士が持ってもらえたらいい。もちろん僕はこちら側を応援しているのでチームで見たら対抗意識はありますけれど、平本個人に何かあるわけではないです」とした。