▼第9試合 GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX 1回戦第4試合
×原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)/RISE推薦
KO 1R 2分59秒 ※右フック
〇ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル)/GLORY推薦
原口は空手出身で、高校からはボクシングを始めて17歳でプロデビューし、2016年西日本新人王決定トーナメントで準決勝進出。2017年にキックボクシングでプロデビューすると、わずか2戦目でACCELフェザー級王者となり、翌年(2018年)のRoad to RIZINキックトーナメントで優勝。2020年1月にRISEライト級王座に就き、2020年10月には「DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」で優勝。
2022年6月の『THE MATCH』では第5代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の山崎秀晃に2R0分33秒、TKO勝ち。2023年3月にはジェレミー・モンテーリョをKOしてISKA世界王座を獲得。GLORYのランカーや推薦選手を次々と撃破し、2024年7月にGLORY世界フェザー級王者ペットパノムルンとの3度目の対決に臨んだが、判定で敗れた。戦績は26勝(17KO)4敗1分。
トリンダーデはWAKO欧州スーパーライト級王者、ISKA欧州同級王者、MFC-65kg級世界王者のタイトル歴を持ち、戦績は58勝(24KO)7敗。2023年9月に『ONE Friday Fights』に出場すると来日経験のあるシップムーン・シェフブンタンを初回KO。12月のGLORYではベルジャン・ペポシに判定で敗れたが、GLORY推薦選手として2014年3月のRISEに初来日を果たすと、チャド・コリンズを左ハイキックで初回KOする大番狂わせを演じた。7月にGLORY世界フェザー級1位のエイブラハム・ヴィダレスを破り、1位にランキングされた。パンチに偏らず蹴りも強い。戦績は59勝(25KO)7敗。
1R、始まってすぐにトリンダーデの左インローが原口の急所を直撃。再開後、サウスポーの原口はトリンダーデが前へ出てくるところに左右フックを合わせに行く。原口は左カーフを蹴って左右フックへ。左インローを蹴り、トリンダーデが返そうとすると左フックを合わせに行く原口。
トリンダーデは左フックからバックハンドブローを見せ、さらに左ハイ。原口が左ローを蹴ってきたところに身体ごと打ち下ろすような右フックを振り抜く。この一発がモロにヒットし、原口は完全に目が飛んでダウン。トリンダーデがKO勝ちで準決勝へ進出した。原口は初のKO負け。