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【RISE】女子王座決定戦に臨む寺山日葵と佐藤レイナが計量パス、6年越しのリベンジ誓う佐藤は「あわよくば倒せる」

2019/09/28 16:09
【RISE】女子王座決定戦に臨む寺山日葵と佐藤レイナが計量パス、6年越しのリベンジ誓う佐藤は「あわよくば倒せる」

アマチュア少女時代からしのぎを削ってきた両者がベルトを懸けてプロでの決着戦

2019年9月29日(日)東京・後楽園ホール『RISE 134』の前日計量&記者会見が、28日(土)都内にて14:00より行われた。計量は全員が1度目でパスし、明日の決戦に備える。


 セミファイナル(第10試合)のRISE QUEENミニフライ級(-49kg)王座決定戦3分5R無制限延長Rで対戦する、J-GIRLSミニフライ級王者・寺山日葵(TEAM TEPPEN)は48.5kg、NJKFミネルヴァ アトム級1位・佐藤レイナ (team AKATSUKI)は48.85kgでそれぞれ計量をパス。


 佐藤は「日葵ちゃんとは自分が中学1年生、日葵ちゃんが小学校6年生の時に初めて試合をして、中2か中3の時に最後の試合をしていて自分が全敗しています。あれから約5年が経っていて自分は変われていると思うので、今の自分なら勝てると思います。朝から晩まで練習して勝つ力を付けてきました。日葵ちゃんは当時から強かったなという印象です」と、アマチュア時代に4敗している寺山にプロでリベンジすると宣言。


 対する寺山は「明日はずっとアマチュア時代から“戦友”として戦ってきたレイナちゃんとベルトを懸けて戦います。最高の舞台は整っているので、後は自分がベルトを巻きたい。レイナちゃんは昔からテクニシャンで、キツい練習をしているのもSNSで見ています。でもレイナちゃんが5年経って変わったように、私も厳しい練習を積んで変わっているので私がこの赤いベルトを巻きます」と、佐藤以上に成長しているのでベルトは渡さないと譲らない。


 それぞれの成長について佐藤は「最後がアマチュア女子トーナメントで、その時は1回戦で鼻が折れて決勝で日葵ちゃんと戦った記憶がありません。その時はお互いに首相撲だったので、その時よりは蹴りのバリエーションが増えました。それとアマチュアは試合時間が短いんですが、プロは長い試合時間なので長期戦でも戦えるスタミナ。ネックであったパンチも強化してきたのであわよくば倒せれると思っています」と、蹴り、パンチ、スタミナともアップしていると話す。


 寺山は「5年前と違うのは得意としている蹴りをレベルアップさせたこと。あとパンチが苦手だったのでレベルアップできました。全体的に力はつけているので、5年前と同じ結果になればいいなと思います」と、自分も蹴りに加えてパンチが上達しているので、差は縮められていないとする。

 寺山は髪にメッシュを入れるなど見た目が派手になったことを突っ込まれると「この試合へ向けてではなく、ちょっと派手になりました。優等生感はなくなりましたね」と笑った。


 また、11月にはRISE初の女子大会の開催が決定しており、佐藤は「今回は49kg契約で試合ですが、自分は本来46kgなのでアトム級も狙っているので、そこに近い階級のトップの選手とやらせていただければ」、寺山は「まず明日ベルトをしっかり獲って、11月はチャンピオンクラスとできたらなと思います」とそれぞれ希望を述べた。

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