▼フェザー級 5分3R
〇フェリペ・リマ(ブラジル)14勝1敗(UFC2勝0敗)
[判定3-0] ※30-27×3
×マイルズ・ジョーンズ(米国)15勝3敗1NC(UFC6勝3敗1NC)
プレリム第4試合では、バンタム級のマイルズ・ジョーンズ(米国)とフェリペ・リマ(ブラジル)が、フェザー級で対戦。
MMA13連勝中の26歳リマは、2024年6月のムハマド・ナイモフ戦でUFCデビュー戦し、3R リアネイキドチョークで一本勝ち。
30歳のジョーンズはUFC6勝2敗1NC。2024年6月の前戦はダグラス・シウバ・ジ・アンドラージに判定勝ち。当初11月試合を予定していたジョーンズの試合が消滅したため、減量ダメージが考慮され、フェザー級マッチとなる。
Now 2-0 in the UFC 😮💨@FelipeLimaMMA with the UD victory at #UFCTampa! pic.twitter.com/aLQjMTq2l4
— UFC (@ufc) December 15, 2024
1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るリマは鋭い出入り。スイッチしての左ハイに、ジョーンズはシングルレッグへ。そこに跳びヒザを合わせにいくリマは、シングルで組むジョーンズを突き放す。圧力をかけるリマは右オーバーハンド! 腕が当たったがジョーンズは後退。リマは後ろ廻し蹴りを肩口に。ジョーンズはワンツー。ここはブロッキングのリマは低い跳びヒザからバックスピンキックを腹に。
ジョーンズはリマの頭が下がったところに左を打ち込む。ワンツーのリマは左ハイをガード上に。さらに右のバックヒジも。ブロッキングのジョーンズに、ひとときも動きを止めないリマはワンツーフック。かわすジョーンズは「カモン」と迎え撃つ。
2R、右カーフの蹴り合いから右オーバーハンドを打ち込むリマ。ずらすジョーンズはジャブ、右カーフ。リマは一瞬スイッチする。左ボディストレートはジョーンズ。リマは跳びヒザ、バックフィストは空振り。かわしたジョーンズの左右に、リマはカウンターのダブルレッグテイクダウン。
足で蹴り上げ立とうとしたジョーンズをがぶるリマだが、ヒザを立ててダブルレッグで持ち上げるジョーンズ。着地したリマはクラッチを切ってスイッチ狙いから立つ。
左ジャブのジョーンズに、右アッパーを打ち込むリマ。ジョーンズは右カーフ。リマは右から左の二段蹴り。しかしジョーンズはその入りに右フック! バランスを崩したリマも詰めるが、ジョーンズは左右で押し戻す。ホーンに両者、額を突き合わせる。
3R、右オーバーハンドは空振りのジョーンズ。ガード固めて詰めるとリマは右アッパー。ジョーンズはガード上に右オーバーハンドから左、右カーフを狙う。
追うジョーンズの大振りに左右にステップするリマはかわしてバックへ。そのまま背中に跳び乗り、着地してダブルレッグテイクダウン。ジョーンズのスイッチ狙いをかわしてバックマウント。ジョーンズの立ち上がりにいったん着地して、バックから引き込み。
リアネイキドチョーク狙い。しかし外したジョーンズはスクランブルするリマのバックに。これを前に落としたリマに、ジョーンズは左右で詰めるが、リマはかわして再びバックに。しかしここも横に落としたジョーンズ、リマが立ち上がりホーン。
熱戦の判定は30-27×3のフルマークで、打撃で上回り、組み技でもスクランブルしたリマが勝利。UFC2連勝でMMA14連勝とした。