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レポート

【K-1】プレリミナリーで関口功誠・上野奏貴・大地が豪快KO!無差別級トーナメント、金子晃大vs.ジクレーブ、璃明武vs.大久保琉唯、ストーヤンvs.和島大海、K-1軍vs.アラゾフ軍=速報中

2024/12/14 11:12
K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~2024年12月14日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館 ▼第18試合 【宝仙堂の凄十 presents】K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント決勝 3分3R延長1R準決勝(1)の勝者準決勝(2)の勝者 [nextpage] ▼第17試合 スーパーファイト -56kg契約 3分3R延長1R金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)アスランベック・ジクレーブ(ロシア/Kuzbass Muay Thai)  金子は2022年2月にK-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントで黒田勇斗、璃明武、決勝で玖村将史を破りK-1王座戴冠。6月『THE MATCH 2022』ではRISEの鈴木真彦に惜敗も2023年9月に玖村将史との3度目の対戦で判定勝ちを収め、王座防衛に成功。2024年3月は、RISEのリングに乗り込み鈴木真彦を破り、リベンジを成し遂げた。7月と9月の「K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント」でも優勝し、現在9連勝中。戦績は24勝ち(13KO)2敗 。  ジクレーブはIFMAアマチュア世界&欧州バンタム級(-54kg)王者で、ロシアやヨーロッパのムエタイタイトルも持つという。2020年11月『ONE』に参戦すると、K-1でも活躍したワン・ジュングァンに判定勝ち。2戦目ではジャン・ペイメンに判定で敗れたが、3戦目はルイ・ボテーリョに判定勝ち。2023年4月には吉成名高とラジャダムナン王座を争ったハーキュリスに惜敗、11月はK-1で軍司泰斗とタイトルマッチで戦ったビューに敗れている。ONEでの戦績は2勝3敗。11月9日(土)にはタイの『RWS』でサミンダムとの対戦が決まっている。左右に構えをスイッチしながら飛び込みのフック、右の強烈な蹴りが武器。強固なディフェンスと頑丈な身体を持つ29歳。ニックネームは“ロシアンボンバー”。戦績は13勝(1KO)5敗。 [nextpage] ▼第16試合 スーパー・バンタム級 3分3R延長1R璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER) 璃明武は2021年8月に第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント準決勝で黒田勇斗、決勝で鬼山桃太朗を下して、同級王座に就いた。同王座は2023年7月に永坂吏羅、2024年3月に倉田永輝を破って2度の防衛に成功している。2022年2月に第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント準決勝で金子晃大に敗北。2024年7月に開幕した「K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント」では準決勝に進出も、金子に判定2-0で惜敗。戦績は14勝(6KO)4敗。 大久保は、2022年6月の『THE MATCH 2022』で那須川天心の弟・龍心に勝利。9月は初代Krushフライ級王座決定トーナメントを制し、プロ4戦目にして王座に就いた。2023年6月、バンタム級ワンマッチでアマチュア時代のライバル・齊藤龍之介と対戦し延長判定で敗れてプロ初黒星を喫するも、10月に黒川瑛斗を判定で下して再起。2024年3月に壬生狼一輝から判定勝利。7月と9月の「K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント」では準決勝で玖村将史を破る番狂わせを演じたが、決勝で金子晃大にKOで敗れた。戦績は8勝2敗。 [nextpage] ▼第15試合 スーパーファイト スーパー・ウェルター級 3分3R延長1Rストーヤン・コプリヴレンスキー(オランダ/Mike's Gym)和島大海(月心会チーム侍) コプリヴレンスキーは元GLORYライト級(-70kg)2位の強豪で、2017年には現GLORY世界ライト級王者のティジャニ・ベズタティに勝利している。2022年12月に初来日、RISEで海人と対戦し接戦となった。2024年3月の「K-1 WORLD MAX-70kg世界最強決定トーナメント」開幕戦ではカスペル・ムシンスキと対戦し判定負けも、代役で準々決勝に出場するとブアカーオ・バンチャメークからダウンを奪い判定勝ち。準決勝はデング・シルバを下し、決勝はヴィクトル・アキモフをKOして世界一に輝いた。10月の小田尋久戦ではダウンを奪われるも判定2-1で辛勝。戦績は23勝(8KO)8敗。 和島は2021年12月に木村“フィリップ”ミノルに挑戦して左ミドルでKO勝ち、K-1王座に就いた。2022年6月の『THE MATCH 2022』では“ブラックパンサー”ベイノアから3度のダウンを奪う圧勝を遂げ、2023年3月にはジョムトーンを延長戦でKOし、7月にはかつて敗れているジョーダン・ピケオーをもKOしてK-1では7連続KOを飾ったが、12月の3度目の防衛戦でオウヤン・フェンにKOで敗れて王座を失った。2024年は3月の「K-1 WORLD MAX-70kg世界最強決定トーナメント」開幕戦でダリル・フェルドンクにKO負けを喫し、10月にキム・ジュンファをKOして再起。戦績は21勝(18KO)6敗。 [nextpage] ▼第14試合 -71.5kg契約 3分3R延長1Rカスペル・ムシンスキ(ポーランド/Armia Polkowice)バレンティン・マヴロディン(ルーマニア/DORU TEAM BRAILA) [nextpage] ▼第13試合 無差別級 3分3R延長1Rシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)木村太地(VRK GYM) カリミアンはアマチュアムエタイで活躍後、2018年9月の「K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント」に初来日。トーナメントを制して初代王者となった。同王座は2020年12月の3度目の防衛戦でK-Jeeに敗れて手放したが、2021年3月のダイレクトリマッチでK-JeeをKOし、王座を奪還。その後は、反則勝ちも含めて5連勝。2023年9月の「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」では1回戦でKO勝利も準決勝でクラウディオ・イストラテに敗れる。2024年3月、初防衛戦でリュウ・ツァーにKO負けを喫し、王座を手放した。10月にイストラテと再戦したが無効試合に。200cm、90kg。戦績は16勝(8KO)4敗1無効試合。 木村はK-1アマチュア全日本大会で優勝し、2022年7月にKrush-EXで佐野勇海をKOしてデビュー。2022年9月にKrushで山口翔大と対戦して判定負けも、2023年5月に丸山公豊から判定勝ち。9月にはBigbangヘビー級王者・坂本英則の王座に挑み、3RKO勝利で新王者に輝いた。2024年3月にKrushで藤倉悠から判定勝利。6月にBigbangで星龍之介にKO負けを喫し、王座から転落。9月にオーストラリアでIKBF世界ヘビー級王座決定戦に臨むもKO負けとなり、戦績は5勝(3KO)4敗。 [nextpage] ▼第12試合 K-1クルーザー級 3分3R延長1RRUI(K-1ジム福岡チームbeginning)ティアン・ターザン(オランダ/Luc Verheije Fight Club)  RUIは193cmの長身を誇るサウスポーで2017年からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2019年の初代Krushクルーザー級王座決定トーナメントでは1回戦で愛鷹亮を3R2分31秒、顔面ヒザ蹴りでKO粉砕。5月の準決勝では植村真弥を判定3-0で破り、決勝へ勝ち上がったが元同門のK-JeeにKOで敗れた。K-1グループでは2020年1月以来6連敗中だが、地元九州のKPKBではヘビー級王座に就くなど活躍。戦績は16勝(8KO)14敗1分。  ターザンはヨーロッパを中心に驚異のKO率(26勝24KO無敗。そのほとんどが1RでKO)を誇り、まだ23歳と若く身長189cm・体重93kg。子供の頃から陸上競技をしており、オランダとゼーラントで優勝経験あり。12歳からは体操も経験。キックボクシング歴は5年で、Enfusion世界ライトヘビー級&クルーザー級王座の2階級制覇、特技は「ノックアウト」。 [nextpage] ▼第11試合【宝仙堂の凄十 presents】K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント準決勝(2)3分3R延長1Rブルーデネルvs.マチャドの勝者K-Jee vs.ジマーマンの勝者 [nextpage] ▼第10試合【宝仙堂の凄十 presents】K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント準決勝(1)3分3R延長1R山口vs.イストラテの勝者ルイvs.ファラオーニの勝者 [nextpage] ▼第9試合 K-1スーパー・フェザー級 3分3R延長1R中島千博(POWER OF DREAM)ダニール・エルモリンカ(ベラルーシ/Gridin Gym)  中島は極真空手で2017年第34回全日本ウェイト制軽重量級優勝、2017年オールアメリカン大会無差別級3位、2018年USウェイト制軽重量級優勝などの実績を引っ提げてキックボクシングに転向。2019年5月にプロデビューし、2022年1月「第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」を制して王座に就いた。6月の『THE MATCH 2022』では笠原友希に判定負けを喫したが、12月の初防衛戦では西元也史に判定勝ちも、2023年9月の2度目の防衛戦で髙橋直輝に敗れ王座を失った。怪我により約1年ぶりの復帰戦となった9月、村越優汰を判定で破った。戦績は9勝(5KO)4敗。  エルモリンカは同門のダニラ・クワチと同様にスイッチで構えをチェンジしながら戦い、左ミドルキック、左ボディブローを得意としている。ベラルーシのキックボクシングイベント「BFC」で活躍し、今回K-1に初参戦を果たす。身長173cmで戦績は9勝(7KO)4敗。 [nextpage] ▼第8試合 K-1スーパー・ライト級 3分3R延長1R寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB)ダニラ・クワチ(ベラルーシ/Gridin Gym) 寺島は極真空手と伝統派空手を学び、2019年4月にKrushでプロデビュー。そのデビュー戦から3勝3KOを達成し、2019年11月には初の国際戦で韓国人選手から判定勝ち。4戦無敗で2020年3月のK-1に出場し、山崎秀晃に挑んだがKO負けで初黒星を付けられた。2021年11月には第7代Krushスーパー・ライト級王者の鈴木勇人にも勝利して、2022年6月に第8代王者・佐々木大蔵に挑戦したが3R TKO負けで王座奪取ならず。2023年1月・4月の「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」では準決勝で稲垣柊にKO負けを喫した。今年4月の佐々木との再戦ではKO負けも、9月のK-1では瑠久にKO勝ちを収めている。戦績は9勝(5KO)5敗。 クワチはキックボクシングとムエタイに精通しており、変幻自在に左右に構えをチェンジしながら多彩な攻撃を繰り出す。特にミドルキックや左ボディブローは、相手を粉砕するパワーを持つ。2024年3月には、中国の「GLORY OF HEROES.53 in 広州」に出場してジュンティアン・チャンから判定勝ちしている。身長179cmのスイッチファイター。戦績は12勝(6KO)3敗。 [nextpage] チンギス・アラゾフ デモンストレーション [nextpage] ▼第7試合 スーパー・ライト級 3分3R延長1R佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ) [nextpage] ▼第6試合 スーパー・バンタム級 3分3R延長1R鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)池田幸司(ReBORN経堂) [nextpage] ▼第5試合【宝仙堂の凄十 presents】K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント準々決勝(4)3分3R延長1RK-Jee(日本/K-1ジム福岡チームbeginning)エロール・ジマーマン(キュラソー/Hemmers Gym) K-Jeeは2016年からスーパーウェルター級からヘビー級に転向。17年11月には初代K-1ヘビー級王座決定トーナメントにも抜擢。翌2018年、クルーザー級の新設とともに階級を下げ、9月の初代K-1クルーザー級王座決定トーナメントに出場。準決勝でシナ・カリミアンに敗れ、ベスト4。19年1月の初代Krushクルーザー級王座決定トーナメントでは工藤勇樹、杉本仁、RUIをKOし王座獲得。20年3月のKrushクルーザー級タイトルマッチで加藤久輝へのリベンジと初防衛を果たした。11月は、王者カリミアンの持つタイトルに挑み、見事なKO勝利で第2代王座に。  21年3月は初防衛戦でカリミアンのバックブローで逆転KO負けで王座陥落。7月は愛鷹亮に逆転KO勝利。22年4月のK-1無差別級トーナメントでは一回戦でマハムード・サッタリにKO負け。8月は無差別級トーナメント準優勝・谷川聖哉とのクルーザー級日本人頂上対決に臨むも判定で敗れ、2連敗。23年7月はステファン・ラテスクの強打に沈んだ。9月は元極真世界王者・上田幹雄にKO負け。24年3月はイタリアでマティア・ファラオニに判定負け。24年10月のK-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選はレジェンドのジェロム・レ・バンナをハイキックでKOして、本戦出場を決めた。 ジマーマンは旧K-1時代から活躍しているキュラソー系のオランダのヘビー級レジェンドで、対戦相手の腕の骨や頭蓋骨を骨折させたことから、“ボーンクラッシャー”のニックネームがつくも、日本では本名を短くして“エロジマン”の愛称で親しまれてきた。旧K-1の2008年ではWORLD GP準々決勝で極真王者のエヴェルトン・テイシェイラから勝利。2012年には「IT'S SHOWTIME」でGLORY王者のリコ・ヴァーホーベンを左フックでKOした。14年ぶりにK-1へ参戦した24年6月の「K-1 FIGHTING NETWORK ROMANIA 2024」ではギリシャのマイク・カラマスケタスを1RKOで破り、その強さを証明。24年10月のK-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選は、山口翔大をKOして本戦へ進出した。 [nextpage] ▼第4試合【宝仙堂の凄十 presents】K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント準々決勝(3)3分3R延長1Rアリエル・マチャド(ブラジル/Hemmers Gym/Madison Team)リース・ブルーデネル(イギリス/Prizefighter) マチャドはブラジルのキックボクシング団体「WGP Kickboxing」のライト・ヘビー級王者。前へ前へと突き進み、強靭な肉体から放つ強打とパワーファイトで数々のKOを量産してきた。2016~2019年までGLORYにも定期参戦し、現GLORYライトヘビー級王者アーテム・バキトフともベルトを争った。2023年9月10日、K-130周年記念無差別級トーナメント・一回戦でミハル・トゥリンスキーと対戦し判定勝ち。準決勝はリュウ・ツァーにKO負けを喫した。24年8月の南米予選トーナメントは、一回戦でジョニー・クレバーをKOで下すと準決勝はグート・イノセンテから判定勝ち。決勝はアブネル・フェレイラをKOしてWGP本戦出場権を獲得した。 ブルーデネルはMTGP世界ヘビー級&KGP世界ヘビー級王者。24年7月にイタリア・シチリアで開催されたK-1 WORLD GP 2024無差別級西欧予選トーナメントでは、一回戦でパブロス・コクリャリオスと対戦して左フックでKO勝ち。準決勝もサムエレ・プグリエーゼを右のパンチでKOして決勝へ進出。決勝もフローリン・イヴァノアイエを倒し、全試合KO勝ちでK-1WGP決勝トーナメント出場権をものにした。 [nextpage] ▼第3試合【宝仙堂の凄十 presents】K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント準々決勝(2)3分3R延長1Rフェン・ルイ(中国/星武創新ファイトクラブ/CFP)マッティア・ファラオーニ(イタリア/Fight1-S.gabriel) [nextpage] ▼第2試合【宝仙堂の凄十 presents】K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント準々決勝(1)3分3R延長1R山口翔大(GENESIS/TEAM3K)クラウディオ・イストラテ(イタリア/Kombat Gym) 山口は10月のK-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選でエロール・ジマーマンと対戦して苦しめるもKO負けを喫し、本戦出場を逃した。だが、韓国のクォン・ジャンウォンが病気で欠場することが発表され、WGP本戦への復活が決まった。 イストラテはルーマニア出身・イタリア国籍のファイターで、ヨーロッパの様々な大会で活躍する。分厚い上半身から繰り出される強烈なフックと激しい打ち合いでKOを量産し、ISKAヨーロッパのヘビー級王座を保持している。2023年9月10日、イタリア・IRON FIGHTER PROMOTION推薦選手としてK-1 30周年記念無差別級トーナメント一回戦でマハムード・サッタリと対戦し、KO勝利。準決勝はシナ・カリミアンとの暴走ファイトを制し、決勝はリュウ・ツァーにKO負けを喫した。  24年6月の東欧予選は一回戦でニダル・ブチリと対戦も、判定を不服として試合放棄。9月は格闘技イベントの「巌流島」で三上ヘンリー大智と対戦して判定負け。24年10月のK-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選はシナ・カリミアンと対戦も、後頭部へのカリミアンへのパンチがアクシデントをみなされてノーコンテストに。だが、それまでダウンを奪うなど優位だったことから決勝トーナメント進出を決めた。 [nextpage] ▼第1試合【宝仙堂の凄十 presents】K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント リザーブファイト 3分3R延長1R〇谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)KO 1R 2分59秒 ※左フック×実方宏介(真樹ジムAICHI)※谷川がリザーバーに決定。 谷川は空手で第1回&第3回真正会全日本選手権大会重量級優勝など数多くの実績を残し、2017年5月にキックボクシングでプロデビュー。2020年3月よりK-1 GROUPに参戦すると2021年7月の「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」、2022年4月の「K-1無差別級トーナメント」でいずれも準優勝。8月にはK-Jeeとのクルーザー級日本最強決定戦で勝利した。 ミドル級まで階級を下げて臨んだ2024年3月の「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」準決勝でブハリ亜輝留に敗れると、8月にはクルーザー級に戻りRUIを初回KO。10月の無差別級アジア予選ではクォン・ジャンウォンに判定で敗れた。戦績は12勝(5KO)10敗1分。 実方はヘビー級のムエタイファイターで、第2代Bigbangヘビー級王者。2021年3月からK-1 GROUPに参戦し、京太郎にはKO負けも丸山公豊にはKO負け。2022年4月には石井慧と対戦し、KO負けしたがヒザ蹴りで相手の肋骨を折って準決勝欠場に追い込んだ。K-1 GROUPでの戦績は1勝3敗。2024年5月にはHEAT KICKヘビー級王座決定戦に臨んだが、イ・ホジェにTKOで敗れている。戦績は15勝(12KO)13敗。  1R、谷川は左三日月と右ロー、ジャブから右ロー。実方は前に出ていくが谷川は右へ回り込んでいく。実方のロー、前蹴りに転倒する谷川。  立ち上がると強い右ローを蹴っていき、下がった実方に左フックから右ミドル、そしてジャブからの左フックで仕留めた。 [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第5試合 フェザー級 3分3R×小松貴哉(K-1ジム五反田チームキングス)KO 1R ※左フック〇関口功誠(ALONZA ABLAZE)  1R、始まってすぐに関口が左ミドルから右ロー、そして右ボディから左フックを返すと小松がダウン。関口が秒殺KOで戦績を6勝(4KO)とした。 [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第4試合 スーパー・フェザー級 3分3R〇上野奏貴(kickboxing gym SHINYUUKI+)KO 2R 0分05秒 ※後ろ廻し蹴り×上田咲也(HIGHSPEED GYM)  2勝(2KO)と負け無しで注目を集める空手出身の上野。  1R、前に出るのは上田で鋭いジャブを打つ。上田の右カーフに上野は右ストレート。ジャブから左フックに変化させる上野が右ストレート。上野の右カーフにワンツーを合わせに行く上田。上野は左フックから右カーフ3連打。初回は蹴り技を温存した様子の上野。  2Rが始まると同時に上段後ろ廻し蹴りを放った上野。この一発が見事に決まり、上野のインパクトあるKO勝ちとなった。 [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第3試合 バンタム級 3分3R×小川蓮武(WSRフェアテックス西川口)判定0-2 ※29-30×2、30-30〇瀧(魁塾)  1R、前に出る長身の瀧に小川は左へ回り込む。瀧がワンツーからヒザ。小川の左フックにも瀧はテンカオを突き刺す。小川は流れを変えようと後ろ蹴り。圧をかけられる小川だが左ボディをヒット。  2R、左ボディを狙っていくのは小川。瀧はじりじりと前へ詰めていき右ハイを蹴る。瀧は左ミドルを3連発。瀧の距離で試合は進む。  3R、瀧が左右フックで前へ出て小川をコーナーへ追いつめ、山場を作る。小川は右カーフを蹴るが、瀧の圧を受けて下がる。瀧は左右フック、左ミドル、右ローと攻めるが小川の顔面ガードは固い。  判定は2-0で瀧の勝利となった。 [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第2試合 ライト級 3分3R△瑠唯(リーブルロア)ドロー 判定0-1 ※29-30、30-30×2△来希(TEAM ONE)  K-1初参戦の来希は皇治推薦選手でTEAM ONE所属。これまで『NARIAGARI』で経験を積んできた。瑠唯は2勝1敗1分。  1R、来希はジャブと左ミドル、右ローで前へ出る。瑠唯は右カーフ、来希のジャブに右を合わせに来る。瑠唯は入り込んでの連打を見舞う。右カーフの蹴り合いが続き、離れ際や接近する時に右ストレートとヒザを当てるのは瑠唯。前に出るのは来希だが、的確に当てるのは瑠唯の方だ。  2Rも前に出るのは来希。ワンツーの連打をまとめる瑠唯だが、両者クリンチが増える。右を打って行く来希に瑠唯はワンツーの連打で手数も優る。それでも前へ出て瑠唯にロープを背負わせる来希。両者クリンチ注意。的確なワンツー、ヒザでヒットを奪う瑠唯。  3R、組み付いてきた瑠唯に来希がヒザ蹴り。ローの蹴り合いから右ストレートをヒットさせるのは来希。さらに右ローで畳みかける。瑠唯も打ち返すが前へ出るのは来希で右ストレート、ヒザ。足を止めての打ち合いになると、左右フックの強打を見舞う瑠唯。来希は右ロー連打で勝負をかけ、瑠唯は右を打つ。  判定はジャッジ1名が来希を指示したが、ドローとなった。 [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第1h試合 スーパー・バンタム級 3分3R〇大地(ZEBRA GYM)TKO 1R 2分21秒 ※レフェリーストップ×岩上行統(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)  共にデビュー戦同士。大地はジャブ&ミドル、岩上は連打から右ストレートを打ってダウンを奪う。詰めてワンツーを打つ大地に岩上はジャブ、右フックを返すが、大地が右ストレートでグラつかせてさらに連打。ロープに釘付けにしたところでレフェリーがストップした。
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