2024年12月26日(木)東京・TDCホール『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024』(U-NEXT配信)の追加対戦カード発表記者会見が、12日(木)都内にて行われた。
【写真】当初は元Enfusion -67kg世界王者ブタザとの対戦が決まっていた海人 11月25日に行われた記者会見で、モハメド・ブタザ(モロッコ/Southpaw Gym)との対戦が発表されたSB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)だが、ブタザが練習中に腰椎を負傷し、欠場することに。代わってゲリック・ビレット(フランス)が海人と対戦することになった。
ビレットは2018年ベストファイターWAKOワールドカップ (-71kg)で金メダルを獲得するなどアマチュアで数々の戦績を収め、2016年11月にプロデビュー。2018年10月にはGLORYデビューを果たしている。2021年にISKA欧州スーパーウェルター級王座と同世界王座も獲得。2022年11月、アルコラック・カバレロを破りWAKO-PRO K-1欧州スーパーミドル級(-78.1kg)王座を獲得している。
【写真】GLORYで勝ち名乗りを受けるビレット(C)GLORY 2022年・2023年にはフランスの年間最優秀キックボクサーを2年連続受賞。GLORYではエンリコ・ケール、海人と接戦を演じたストーヤン・コプリヴレンスキーに敗れているが、5勝4敗1分と勝ち越している。2023年11月にはフランスで小田尋久にプロ初黒星を付けた。2024年11月30日にはフランスのタイガースファイトで勝利したばかり。戦績は29勝(4KO)6敗1分。
ビレットは現在GLORYライト級3位にランキングされており、海人は同級4位。上位ランカーとの対戦となった。2025年夏にGLORYライト級王者ティジャニ・ベスタティとの再戦を目指す海人にとって、さらに負けられない相手である。試合は70.0kg契約、エキスパートクラスルール3分3R延長無制限Rで行われる。