名高がSBのOFGを着けた第一声は「薄い! マジか」
2024年12月26日(木)東京・TDCホール『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024』(U-NEXT配信)の追加対戦カード発表記者会見が、12日(木)都内にて行われた。
今大会で吉成名高(エイワスポーツジム)がオープンフィンガーグローブ着用のスーパーフライ級(-52.16kg)ムエタイルール3分3Rでバックチョー・シックンナ(タイ)と対戦することが発表された。
名高は昨年7月にラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座を獲得し、外国人として史上初のラジャダムナン2階級制覇王者に。その後も快進撃を続け、8月にはタイ『RWS』のメインイベントでフライ級タイトル初防衛戦を行い4RでKO勝ち、12月のRWSではラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級暫定王座決定戦で勝利し3階級制覇。今年2月には正規王者プレーオプラーオとの統一戦にも勝利し、正規王者に。7月のジョムホートとのタイトルマッチでも圧倒的な差を付けて勝利、2度目の防衛に成功した。
9月のWBCムエタイ ダイヤモンド スーパーフライ級王者決定戦では、プレーオプラーオに勝利しているペットアヌワットを2RKOで葬り、10月にはクンクメールとの対抗戦で3RKO勝ち。12月1日のRWSではペットヌンに大差判定勝ちして3度目の防衛に成功したばかり。現在驚異の34連勝を誇る。
シーザー武志シュートボクシング協会会長は「ぜひウチの大会に出て欲しいとずっと話をしていたけれど実現して嬉しく思っています。しかもOFGでやってくれるとのことでワクワクしている気持ちです」と、待望の参戦だったと紹介。
会見に出席した名高は「今回出場させていただくと決まって、12月1日にラジャのスーパーフライ級王座の防衛戦を行って判定で勝つことが出来ましたが、自分の中で正直12月1日が今年ラストだと思って試合をしたけれど、試合が終わった時にSBさんからオファーが来ていると聞いていて、ぜひ参加したいと思って参戦を決めました。
70戦弱ムエタイの試合をやってきましたが、それは普通のグローブで、今回はOFGでムエタイをやらせてもらえるとのことでどういう展開になるのかワクワクしています。自分のスタイルOFGでも活きるスタイルだと思っていたので、どういうパフォーマンスが出来るのか自分自身も楽しみです。今回はいろいろなルールの試合が行われるとのことで、たくさんルールがある中で自分にしか見せられない試合を見せて、楽しんでもらえる試合をしたいと思っています」と参戦の挨拶をした。