ラスベガスからの緊急動画を公開した朝倉未来BreakingDown CEO(C)朝倉未来
2024年12月8日(日)さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ『BreakingDown 14』について、朝倉未来CEOが「緊急事態が発生しまして、BreakingDown史上一番のピンチを迎えています」と自身のYouTubeチャンネルに緊急動画を公開した。
朝倉CEOは12月7日(日本時間8日)、米国ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される『UFC 310: Pantoja vs. Asakura』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)のメインイベントで、UFC世界フライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)に挑戦する前RIZINバンタム級王者の弟・朝倉海(JAPAN TOP TEAM)のセコンドとしてラスベガス入りしている。
【写真】オーディションには4人全員揃っていたが、今回入国ができなかったという(C)BreakingDown
ラスベガスのホテルで撮影された動画で、朝倉CEOは「今回の『BreakingDown 14』の目玉だったフェザー級トーナメントの外国人選手2人が、なんと入国できずということで。8人トーナメントの2人が欠けてしまうということでどうしようかということで、運営サイドも動いてくれてギリギリまで頑張ったんですけれど入国できずということでとんでもないことになりましたね」と告げた。
細川一颯と対戦するアラン・べゴッソ、YURAと対戦するピーター・ダネソの2名が来日不可能となったという。
「結論から言いますと、トーナメント3試合目、細川vs.YURAがいきなり激突します」と、両者の対戦を1回戦で行い「4試合目はリキと金森雄大」と、当初第12試合のフェザー級(66.0kg以下)キックルールワンマッチで組まれていた試合をトーナメント1回戦として行うと発表。
「ちょうどフェザー級の2人だったので緊急に電話したところ、いけますと即答で返事くれました。細川くんとYURAくんにも聞いたところ即答でやりますと」と、全員が即答で受けたという。
さらに「リザーバーでめちゃめちゃ強い外国人呼んでるんですよ。今回呼んだ外国人の中で一番強いと思っている。ワンデートーナメントなので誰か怪我するかもしれない。その中でリザーバーとして置いているんですけれど、いきなり決勝に出るのはずるいので、トーナメント前に試合を入れます」と、急遽リザーブマッチも追加。
その外国人選手の相手には、元K-1ファイターの野田蒼が「即答で」名乗りをあげたという。朝倉CEOは「BreakingDown選手たちの漢気を感じて嬉しい」と、最大のピンチを出場者たちが救ってくれたことを喜んだ。
また、「(トーナメントの)優勝者はRIZINにも推薦したいと思っている」との案も明かした。