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2024年12月7日(日本時間8日)、米国ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される『UFC 310: Pantoja vs. Asakura』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)のメインイベントで、UFC世界フライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)に挑戦する前RIZINバンタム級王者の朝倉海(JAPAN TOP TEAM)が5日(同6日)、UFCの公式会見に出席。パントージャを観客の前で英語で煽り、王者に怒りのシェイクハンドで返される場面があった(※本計量速報はこちら)。
朝倉は、RIZINバンタム級王座を獲得後、2024年6月に同王座を返上すると同時にUFC挑戦を発表。階級を7年半ぶりにフライ級に落とすと、異例のデビュー戦でのいきなり王座挑戦がマッチアップされた。
会見に出席した朝倉は、英語で「UFCフライ級を再び偉大なものにするためにここにいる」とトランプばりに宣言。続けて、パントージャを向いて、「彼のファイトスタイルは膠着して面白くない。王者は一番面白い試合をしなくちゃ。それにもっとプロモーションすべきだよ」と挑発。
パントージャは「モレノやロイヴァル、エルセグとの試合を観れば分かるだろう。トップ選手と10カ月で15Rを戦ってきた。今 朝倉海はその王者と戦うチャンスを得たわけだ。彼はそれを感じることになるだろう。数字でしかないという人もいるけど、自分は『ベスト・オブ・ザ・ベスト』に『ナンバーワン』になりたい。朝倉海を相手に早期フィニッシュするつもりだから、(P4Pの)ランクアップできるはずだ」と返した。
朝倉は、「みんなに約束するよ、彼をKOで倒す」とKO勝利を約束。会見の最後のフェイスオフでは、顔を近づけ、約15秒間視線をかわした。
サングラスを外さない朝倉に、パントージャは険しい表情。ともに背中を叩かれてのブレークに朝倉は左手をポケットに入れたまま、右手を差し出すと、パントージャも右手で握手に応じながらも、グイッと朝倉の右手を引き寄せて身体を崩すと、驚きの表情の朝倉に、パントージャは表情を崩さず。王者の怒りを買ったようだ。
両者のオッズは王者優位は変わらず。 パントージャが-265、朝倉が+215となっている。
🔥フェイスオフ🔥
— U-NEXT 格闘技 公式 (@UNEXT_fight) December 6, 2024
📡12.8㊐ #UFC310 #パントージャ🆚#朝倉海
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