MMA
ニュース

【GLADIATOR】「フライ級王座決定戦」オトゴンバートルvs.今井健斗、ライト級で再起のヅッキーニョスが岩倉優輝と対戦。ウェルター級で井上啓太が森井翼と激突=1月12日(日)大阪

2024/12/04 07:12
 2025年1月12日(日)、大阪府豊中市の176BOXで行われる『GLADIATOR 029』にて「GLADIATORフライ級王座決定戦」として、オトゴンバートル・ボルドバートル(モンゴル)と今井健斗(マーシャルアーツクラブ中津川)が行われることが決定した。 ▼GLADIATORフライ級王座決定戦 5分3R今井健斗(マーシャルアーツクラブ中津川)オトゴンバートル・ボルドバートル(Shandas MMA Fitness Center/モンゴル)  フライ級王座はUFC入りしたニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)の返上後は空位となっていたが、2024年2月より王座決定トーナメントを実施。その後、準々決勝を勝ち抜いたチェ・ドンフン(韓国)の『ROAD TO UFC』出場が決まり、さらに『ONE Friday Fights』参戦のイ・スンチョル(韓国)が負傷でトーナメントを離脱。5月大会で決勝戦として、元王者NavE(N★TRUST)と、ナラントンガラグの愛弟子・オトゴンバートル・ボルドバートル(Shandas MMA Fitness Center/モンゴル)との間で王座決定戦が行われる予定だった。  しかし、NavEが練習中の負傷により長期離脱。この間も、オトゴンバートルは3月の『GLADIATOR』で久保健太からオーソから左の二段蹴りでダウンを奪い、最後はギロチン葬。7月に和田教良に左ハイからパウンド&ヒジでTKO勝ち。そして10月の『Breakthrough Combat』では風我に判定勝ちするなどキャリアを積み重ねていた。  そんなオトコンバートルからは常に王座戦を要望する声が届いていた。一方、NavEは手術に踏み切り、1月に試合をすることが事実上不可能になったため、オトゴンバートルはタイトルを戦う資格を持ち続けていることが考慮され、次回大会で今井とのタイトル戦が組まれることとなった。  オトゴンバートルとタイトルを争うことになった今井は、2024年の5月にGLADIATORに初参戦を果たし、圧倒的に不利と予想された元プロ修斗世界ストロー級チャンピオン山上幹臣との対戦で、下馬評を覆し3Rパウンドアウトで番狂わせを起こした。  その後も7月の『PANCRASE BLOOD.3』で松原聖也に、10月の『GLADIATOR 028』で宮川日向にいずれも判定勝ちで、国際戦をアピールしていた。今回は結果とその勢いが買われて今井とオトゴンバートルの間でタイトル戦が組まれた形だ。  主催者は、「GLADIATORでは試合結果は当然として、選手達の勢い、やる気を評価し、その想いをぶつけるに相応しい場に抜擢していく」と王座戦選出の理由を記している。フライ級のベルトを賭けて戦う両者の意気込みは以下の通り。 ◆オトゴンバートル「対戦相手が誰であっても、試合を受ける準備ができている」 「タイトル戦が決まり、とても嬉しいです。トレーニングはいつも通り行っていて、コンディションも良いです。試合の準備は万端です。対戦相手が誰であっても、私は試合を受ける準備ができています。素晴らしい試合をさせていただけて、GLADIATORに感謝しています」 ◆今井健斗「いつか当たると意識していた。下馬評をひっくり返す」 「GLADIATOR 3戦目にして早速タイトル戦のオファーを頂きありがとうございます。オトゴンバートルとはいつか当たると意識していましたが、思ったより早く機会を頂けて嬉しいです。過去最強の相手ですが、試合当日ベストの自分をぶつけて必ず勝ちます。下馬評をひっくり返してベルトを岐阜に持ち帰るので楽しみにしていて下さい」  また、王座決定戦出場を回避せざるを得なかったNavEは、「この度、フライ級トーナメント決勝戦を控えておりましたが、ヒザの靭帯断裂により欠場してしまい大会関係者の方々にご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。現在は復帰を目指しリハビリに励んでいます。自分いま、格闘技貢献にも力を入れていますが、ファイターとしても最後に一花咲かせるつもりなので復帰を楽しみにしていてください! こんなスリルのある世界を簡単にはやめられません。色々な方のお力添えのおかげでファイターとして活動できますが、ファイターとしては自分の勝利のためだけに活動していきます!その結果皆が喜んでくれれば幸いです! 皆が忘れた頃に爆発するのでお楽しみにお待ち下さい」とのコメントを主催者に寄せている。 ▼GLADIATORライト級 5分3Rチハヤフル・ヅッキーニョス(MIBURO)岩倉優輝(NICE BAD GYM)  今大会では既に3回戦が3試合、2回戦も6試合が決定。ライト級3回戦では、10月のフェザー級挑戦者決定トーナメント準決勝でダギースレン・チャグナードルジに2R 一本負けしたチハヤフル・ヅッキーニョスが階級を上げて出場。  対する岩倉はDEEPで2連勝後、のちの王者・野村駿太に1R TKO負け。その後、韓国Double G FCでパク・チャンスとのライト級王座決定戦で判定負けも、8月の前戦『T.T.F. Challenge Vol.10』では、チェ・ジョンミンに判定勝ちを収めている。 ▼GLADIATORウェルター級 5分3R森井 翼(LIGHT CLUB)井上啓太(GROUND CORE) ▼GLADIATORフェザー級 5分3R水野 翔(スタジオSTYLE)桑本征希(SMOKERGYM)  また、階級を上げるという点では井上啓太も同様にウェルター級で森井翼と対戦。そしてヅッキーニョスと同様に今年はフェザー級トーナメントで経験を積んだ水野翔が桑本征希と戦う。 [nextpage] GLADIATOR 029 決定カード 2025年1月12日(日)176box開場/12:00 開始/13:00予定※オープニングファイト12:30開始予定 【第二弾発表カード】 ▼GLADIATORフライ級王座決定戦 5分3R今井健斗(マーシャルアーツクラブ中津川)オトゴンバートル・ボルドバートル(Shandas MMA Fitness Center/モンゴル) ▼GLADIATORライト級 5分3Rチハヤフル・ヅッキーニョス(MIBURO)岩倉優輝(NICE BAD GYM) ▼GLADIATORフェザー級 5分3R水野 翔(スタジオSTYLE)桑本征希(SMOKERGYM) ▼GLADIATORウェルター級 5分3R森井 翼(LIGHT CLUB)井上啓太(GROUND CORE) ▼GLADIATORバンタム級 5分2Rルキヤ(正道会館 大河道場)藤原克也(SMOKERGYM) ▼GLADIATORフェザー級 5分2R田口翔太(総合格闘技Asura)花園大輝(POLARGYM OSAKA) ▼GLADIATORフライ級 5分2R古賀珠楠(スタジオSTYLE)八木祐輔(TKエスペランサ) ▼GLADIATORライト級 5分2R八木敬志(猛者連本部)キンコンカンコンケンチャンマン(U.B.F) ▼GLADIATORバンタム級 5分2R秋田良隆(KINGGYM KOBE)熊崎夏暉(BRAVE) ▼GLADIATORウェルター級 5分2R後藤丈季(kyotoSEIKENKAI)松生知樹(パラエストラ広島) ▼GLADIATORフライ級 5分2R岩崎圭吾(SMOKERGYM)福島祐貴(BURST) ▼GLADIATORストロー級 5分2R塩川玲斗(修武館)高橋佑太(BURST) ▼GLADIATORオープニングファイト バンタム級 5分1R岩田虎之助(G-FREE)小林龍輝(BURST) 【既報カード】 ▼GLADIATORフェザー級王座決定戦 5分3Rダギースレン・チャグナードルジ(shandas MMAfitness center/モンゴル)MGL-1フェザー級王者パン・ジェヒョク(KOREAN TOP TEAM/韓国)第5代GLADIATORフェザー級王者 ▼GLADIATORバンタム級暫定王座決定戦 5分3R南 友之輔(BRAVE)吉田開威(空手道 剛柔流 朋武館)
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント