2019年11月17日(日)岡山・岡山市総合文化体育館メインアリーナ『JAPAN KICKBOXING INNOVATION 認定 第6回岡山ジム主催興行』。
昨年の「岡山キックボクシング59kg賞金トーナメント」に続き、今大会でも65kgにて「岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kg賞金トーナメント」が開催されることが決定。
8選手による1DAYトーナメントで準々決勝戦から決勝戦までの3試合すべてがヒジ打ちあり、首相撲無制限、延長マスト判定1ラウンドのZAIMAX MUAYTHAIトーナメントルールを採用。ファイトマネーとは別に優勝賞金50万円、準優勝10万円、KO賞3万円が贈呈される。
山口裕人(山口道場/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)、マサ佐藤(名護ムエタイスクール)、タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム)、ジン・シジュン(韓国/Psycho pitbulls)の4名に続き、残る4名の出場選手が発表された。
5人目は水落洋祐(エイワスポーツジム)。2004年のプロデビューから桜井洋平や上松大輔、卜部弘嵩などといった国内トップクラスの強豪に勝利を収めるなど数々の殊勲を挙げ、KNOCK OUTでは鈴木博昭、ポンサネー・シットモンチャイをKOで下し、今回のトーナメント優勝候補の一角、“クレイジーピエロ”山口裕人にも勝利。これまでWPMF世界ライト級暫定王座、REBELS65kg級王座、REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座、WPMF日本ライト級王座、WBCムエタイ日本統一ライト級王座などを獲得している。どんなに劣勢でも絶対に勝負を諦めず、見る者の心を揺さぶる打ち合いを繰り広げる水落は、“ボルケーノ(噴火)”の異名に相応しい熱い男だ。
6人目は小川翔(OISHI GYM)。これまで木村ミノル、麻原将平、高橋幸光など名立たるトップファイターに勝利してきたテクニシャン。小学生で極真世界王者に輝くなど空手のバックボーンに裏打ちされた下段蹴り(ローキック)の強さには定評があり、高い防御力とタフネスに優れ、総合力は今回のトーナメント出場選手の中でも最上級に位置するだろう。WBCムエタイ日本ライト級王座、HOOST CUP 日本スーパーライト級王座、蹴拳ムエタイスーパーライト級王座、REBELS-MUAYTHAIライト級王座などを獲得してきた。
7人目は久保政哉(フリー)。世界最大のキックボクシングプロモーション「GLORY」で、2017年の「ファイト・オブ・ザ・イヤー」を受賞、日本人選手唯一の専属選手契約を勝ち得た。その主武器は、サウスポースタイルからの強烈な左キック。GLORYフェザー級トーナメントで準優勝し、GLORYフェザー級14位にランキングされる。
最後の8人目はNOBU BRAVELY(BRAVELY GYM)。九州で大型イベントを主催するなど気を吐くBRAVELY GYMの看板王者で、攻防バランスの良いムエタイスタイルの本格派。2018年2月25日の地元興行メインで、タイ人選手を1R91秒、縦ヒジ打ちでKOしてベルトを巻いた。あらゆるチャンピオンが集結するこのトーナメントの中で知名度は低めだが、大物喰いのチャンスに高いモチベーションを持って乗り込んでくることだろう。
以上の8名によって1DAYトーナメントが争われる。トーナメント組み合わせは後日発表。<関連記事>岡山で65kg賞金トーナメント、山口裕人、マサ佐藤、タップロン、ジン・シジュン出場決定