首相撲ヒザ、テンカオも効果的だった芦澤。(C)RIZIN FF
『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』(11月17日・ポートメッセなごや)のバンタム級(61kg)で、MMA3戦目に臨んだ芦澤竜誠(フリー・29歳)が、MMA36戦の昇侍(JAPAN TOP TEAM・41歳)に、2R 1分05秒 ヒザ蹴りによりKO勝ちを収めた。
昇侍の初回最初のテイクダウンを切った芦澤は、1R終盤にダブルレッグでテイクダウンを奪われるもケージを使って立ち上がり。
スタンドで遠い距離からジャブを当てて試合をコントロールし、組みを断ち切り、最後は強烈な左ジャブを効かせて昇侍を下げさせると、右ヒザ蹴りをボディに突き刺した。
試合後のリング上で、「みんな、俺練習してないと思ったでしょ? 見せないところでバチバチに練習してるから。MMAの選手だと俺の打撃とか、キックボクサーの打撃に歯が立ちません。今日本で、世界で、一番盛り上がってるのはMMAです。もしキックボクサーがMMAに転向するんだったら、俺に言ってください。手伝いできることがあるかもしれないです。このまま天辺目指すぞ! ピース!」とマイクで語った芦澤。
インタビューでは、コーナマンとしてついた大原樹理との練習についても語った。
また、打撃ラッシュを受けてKO負けした昇侍は、「試合後病院に直行しました。眼窩底骨折 上顎骨骨折 頬骨骨折でした」と重傷を明かしている。
試合後病院に直行しました。
— 昇侍 (@shou0424) November 19, 2024
眼窩底骨折 上顎骨骨折 頬骨骨折でした。 https://t.co/rYHI5cc4NW