2024年11月9日(土)タイ・バンコク・ルンピニースタジアムにて開催された『ONE 169: Malykhin vs. Kane』(U-NEXT配信)にて、武尊(team VASILEUS)とロッタン・ジットムアンノン(タイ)が再び対峙した。
ジェイコブ・スミス(英国)に判定3-0で勝利したロッタンは、リングサイドで観戦していた武尊を手招き。武尊はリングに上がり、真っ直ぐにロッタンへ向かって歩くと額と額を付き合わせてのフェイスオフ。両者笑みを浮かべながら何かをやり取りし、最後は握手とハグ。場内は割れんばかりの大歓声に包まれた。
試合後の記者会見でロッタンは「武尊と対戦したい」との意思を表明。バンコクポスト紙に「リング上でまた試合を始めそうになったけど、今こそ武尊と対戦すべき時だと思ったんだ」と、そのリング上で武尊と戦いそうになったというほど闘志が燃えたとコメント。
「これは誰もが期待している試合だと思うし、クン・チャトリ(シットヨートン)が近いうちにこの試合を私に与えてくれることを期待している」と、チャトリONE代表が近いうちに試合を組んでくれることを希望した。
【写真】9月の武尊の試合後にはロッタンがリングに上がって武尊と額を突き合わせた 記者会見では、今回の体重超過に対してメディアやファンから厳しい批判を浴びせられたことに対してどう思ったかとの質問もあり、ロッタンは「皆さんは私についていろいろ言いたいようですが、私は間違いを犯したことを認めなければなりません。しかし、信じてください。私は一生間違いを犯し続けるつもりはありません」と、これからは体重超過をしないと誓い、「いつかフライ級王座に復帰できればと思っています」とはく奪されたONEフライ級ムエタイ世界王座(現在空位)を取り戻したいと語った。
また、ONE ChampionshipのSNSには武尊とロッタンのフェイスオフ画像を載せ「夢の戦いがやってくる! 2025年のロッタンvs.武尊戦に期待している人は?」と、来年、この試合が実現することを示唆している。