37歳にして上半身が筋骨隆々の富松
2019年10月22日(火・祝)東京・後楽園ホール『DEEP JEWELS 26』で、DEEP JEWELSアトム級王者・前澤智(リバーサルジム立川 ALPHA)にタイトルマッチで挑戦する富松恵美(パラエストラ松戸)。
富松は女子プロレスを引退後、柔術を始めて2006年10月にMMAプロデビュー。2014年にはDEEP JEWELSストロー級暫定王座にも就いた。長野美香、石岡沙織、SARAMIらから勝利を収めてトップクラスに君臨していたが、2018年に韓国人選手に連敗。しかし、3月大会ではレスリング出身の青野ひかるに一本勝ち、6月大会でも古瀬美月に一本勝ちし、復活を遂げた。
王者の前澤とは2017年2月に対戦し、前澤が3R1分24秒、リアネイキドチョークで一本勝ちを収めている。王座奪取&リベンジに燃える富松は、休日も返上で日々朝から夜まで練習していることを自身のSNSにて報告。最後かもしれないタイトル獲得のチャンスに、気合いが入っている様子がうかがえる。
20日(金)には仕事後にウェイトトレーニングを行い、その足でパラエストラ柏に向かって浅倉カンナともスパーリング。
「〆は柏プロ練。久々にカンナちゃんにシゴかれる。良い練習。ゴールドの後だからかスパー4本目から足が動かない(笑)」と、体力的にかなりきつい様子だったが、「ただ、アゴを使った技をいきなり開発!使える!(笑)」と、新技を開発したという。
富松は自らを「アゴ松」や「アゴメタル」と名乗るように、アゴがトレードマーク。そのアゴを使った技とはどのようなものなのだろうか。富松は22日(日)も朝から練習に励んでいる様子をSNSにアップし、「今から朝練だが、昨日のウエイトからの筋肉痛でやる前から不安しかない(笑)駅の階段で既に脚がガチガチ!!生きて帰れんのか日曜日!!頑張れ自分!!」と、己を鼓舞している。