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【ONE FF】大﨑孔稀に続き女子の風羽が初参戦、メインは5連勝コンペットvs.4連続KOのチャーパヤック

2024/11/02 22:11
 2024年11月8日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 86』(U-NEXT配信)の全対戦カードが発表された。  既報通り、RISEバンタム級王者・大﨑孔稀(OISHI GYM)がついに初参戦。第5試合のストロー級キックボクシングでフオ・シャオロン(中国)と対戦する。  日本人選手はもう一人、風羽(=ふうう/龍生塾ファントム道場)の参戦も決定。風羽は2022年5月の『RISE』でプロデビュー。西原綾香に敗れたがその後はシュートボクシングで3連勝。『ホーストカップ』や『BOUT』にも出場し、香港でも試合を経験。2024年7月のRISEでは女子ホープの小林穂夏に延長戦の末勝利を収めて現在連勝中。戦績は6勝4敗。大阪府出身の20歳だ。  風羽は第4試合のキャッチウェイト(-45.35kg)ムエタイ3分3Rで同じく初出場のイスライ・エリカ・ポモガオ(フィリピン)と対戦する。  メインイベントはコンペット・フェアテックス(タイ)vs.チャーパヤック・サクサトゥーン(タイ)のキャッチウェイト(-57.15kg)ムエタイ3分3R。 【写真】ONEで5連勝と波に乗るコンペット(C)ONE Championship コンペットはルンピニースタジアムでフライ級&バンタム級の2階級制覇、元タイ国プロムエタイ協会ライトフライ級王者、BBTV(7チャンネル)フライ級・ライトフライ級・フェザー級の3階級を制覇したムエタイ6冠王。ここ数年はフェザー級トップ選手として君臨し、上の階級の選手とばかり試合を組まれたことも。“フィームー”と呼ばれる離れて戦うテクニシャンタイプであるが、激闘の多さで有名な7チャンネルで戦ってきた、打ち合いも出来る万能型。2022年9月、K-1に初参戦して玖村将史を判定に破り、日本でもその名が知られるようになった。  ONE初参戦となった2023年1月の『ONE FRIDAY FIGHTS 1』のメインイベントではプラジャンチャイに判定負け、3月のK-1では金子晃大に判定負けと連敗を喫するも、6月の『ONE FRIDAY FIGHTS 23』では中国人選手に判定勝ち、9月にはゴンチャイとの大激闘を判定で制した。10月にはカムバックと引き分けとなり、2024年1月にはダレン・ローランにTKO勝ち。4月にはゴンチャイを返り討ち、8月にオマール・ハラビに圧勝して5連勝を飾った。戦績は88勝(13KO)18敗4分。  チャーパヤックはBBTVをはじめとするテレビマッチで人気を集めたファイターで、ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級9位、BBTVスタジアム認定フェザー級7位の肩書きを引っ提げて2022年12月の『KNOCK OUT』に初来日。メインで小笠原瑛作と対戦し、2Rにダウンを奪われるも3Rにヒジでカットに成功し、逆転TKO勝ちを飾った。ONEには2023年12月から参戦し、Friday Fightsで4戦全KO勝ち(初回KOが3試合、2R0分28秒でKOが1試合)と圧倒的な強さを発揮している。  5連勝中のコンペットと4連勝中のチャーパヤック、大激闘となること間違いなしのメインイベントとなった。  また、第1試合のフライ級MMA3分3Rには2019年4月の『RIZIN』にてマニー・パッキャオ推薦という触れ込みで那須川天心と対戦したフリッツ・ビアクダン(フィリピン)も出場する。ONEでは前回2023年12月のFriday Fightsでババール・アリに敗れ2勝1敗。
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