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【RISE】麻火佑太郎が再起戦でGLORYのヤン・カッファとトーナメントリザーブマッチ「世界を目指すにはマインドを取り入れないといけない」

2024/10/30 15:10
 2024年12月21日(土)千葉・幕張メッセ イベントホール『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2024 FINAL』の対戦カード発表記者会見が、10月30日(水)都内にて行われた。  -65kg世界最強決定トーナメント「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX」のリザーブマッチとして、RISEスーパーライト級4位・麻火佑太郎(PHOENIX)vs.GLORYフェザー級5位ヤン・カッファ(オランダ/Florida Kickboxing Academiy)が決定。  麻火は元TENKAICHI Gライト級王者。K-1甲子園-60kgベスト4、KAMINARIMON×新空手最強決定戦-63kg優勝、全日本格斗打撃選手権大会優勝などの実績を持つ。KNOCK OUTとREBELSでキャリアを積み、2022年2月からはRISEを主戦場に。2024年4月には『ONE Friday Fights』に参戦し、セクサン・オー・クワンムアンに完勝する番狂わせを起こした。7月のRISEではフランクちゃんにKO勝ちして6連勝を飾り、9月にチャド・コリンズに挑んだが初回KO負け。相手の攻撃をマタドールのようにかわし、自分の攻撃を当てる独特のスタイルに開眼した。戦績は16勝(3KO)9敗。 【写真】トーナメントに出場するペポシにも勝っているカッファ(右)(C)GLORY カッファはキックボクシングを5歳から始めて“ラモン・デッカーの再来”と呼ばれているという。2022年8月にRISEに初来日し、山田洸誓と対戦するもKO負け。2023年5月にGLORYデビューを果たし、ベルジャン・ペポシとの激しい打撃戦を制して判定勝ち。8月もエル・ハムーチェから勝利して連勝したが、2024年5月のデニス・ウォシクには敗れた。戦績は20勝(7KO)4敗。  伊藤隆RISE代表は「リザーブマッチは日本人同士も考えたんですが、GLORYとやるのでランカー同士を選びました。リザーバーと言ってもトーナメントは強豪ぞろいなので、この勝者はトーナメントに参戦する可能性が非常に高いと思います。1回戦で潰し合いもあるので」と、今回はリザーバーが本戦に繰り上がる可能性が高いとした。  麻火は「9月に1Rで負けてしまったにも関わらずチャンスをいただきありがとうございます。試合が終わった後は自分自身に失望して自信を失いかけたんですが、日が経って改めてこの競技で一番になりたいと思いました。それと幕張メッセでは那須川天心選手とロッタンが試合をした時にオープニングでやらせてもらって、勝ったけれど悔しい内容で終わらせてしまって。すぐにコーチに『プロとして戻ってきます」と宣言したので、また幕張で試合が出来る機会をいただけて感謝です。トーナメントに参戦しても優勝するつもりで行きます」と意気込み。  カッファについては「タフな選手だと分かっているし、GLORYのトップランカーでもあるし、トーナメントに出てもおかしくない選手。そういう選手を倒して自分の価値を高めることが出来ると思います。山田(洸誓)選手にはKOされていますが、GLORYではどれだけ打たれても前へ出て勝つ試合をしている。そこに飲まれずアツい試合をしたい」と評した。  6連勝して期待を受けてのRISE世界王者コリンズ戦だったが、世界の壁の高さを思い知らされる結果となった。そこで何を得たかと聞かれると「あの試合を何度も見返して、1R2分で終わってしまったんですが通用する部分と歯が立たない部分が明確に分かりました。今回のオファーをもらう前からそこを修正していました。世界に挑めたのは大きな経験、財産になったと思っています。コリンズ選手の試合に挑む姿勢、メンタル部分を肌で感じて、世界を目指すにはマインドを取り入れないといけないと感じました。それを12月の試合で見せたいと思います」と答え、カッファを相手に進化した自分を見せたいと話した。  なお、今大会は「追加カードをあと4~5試合組みたい」(伊藤代表)とのことで「トーナメントを含めてワンマッチも見どころ満載の大会にしたいと思います」(同)としている。
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