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【DEEP☆KICK】-65kg王座決定戦に加え、2024年最も盛り上げた選手に贈られる8部門の年間表彰式の開催が決定

2024/10/27 20:10
【DEEP☆KICK】-65kg王座決定戦に加え、2024年最も盛り上げた選手に贈られる8部門の年間表彰式の開催が決定

年内最後の大会で年間表彰式が行われることになった

 2024年12月8日(日)大阪・泉大津市のテクスピア大阪で行われる年内最後の大会となる『DEEP☆KICK72』の第1弾対戦カードとして、DEEP☆KICK-65kg第6代王座を争う王座決定戦の開催に加え、2024年最もDEEP☆KICKを盛り上げた選手に贈られる計8部門の年間表彰式の開催が発表された。


 4月にDEEP☆KICK-65kg第5代王者に輝いた和田哲平(FASCINATE FIGHT TEAM)が返上したベルトを懸けた王座決定戦の開催が決定。対戦するは同ランキング1位と2位の同級1位の吉瀧光(KING LEO)vs.同級2位のTETSU(月心会チーム侍)が決定した。

 吉瀧のプロ戦績は4勝3敗3分。毎試合迫力満点のド突き合いを披露する激闘家。富山県出身、プロとしてはキックボクシングはもちろんMMAや最も過激なルールとして有名なラウェイにも出場するなど様々な舞台を渡り歩いている。DEEP☆KICKでは2019年11月に初出場、そして8月に同じ北陸地方にて行われた『DEEP☆KICK ISHIKAWA』に5年ぶりに出場すると、当時同級1位でありDEEP☆KICK-65kg第4代王者である石田迅(LEGEND GYM)と対戦。1R早々からバチバチに打ち合うとラウンド後半に強烈な右フックで一撃1RKO勝利を奪い、見事ランキング1位に躍り出て今回の王座決定戦のチャンスをもぎとった。打ち合い上等の吉瀧、その剛腕で富山県にベルトを持って帰れるのか。

 対するTETSUのプロ戦績は15勝(4KO)6敗。空手をバックボーンにスピード感あふれるアグレッシブな攻めが魅力的なKrushを主戦場に戦うK-1ファイター。DEEP☆KICKでは2月より始まった-63kg挑戦者決定トーナメントにに出場すると、準決勝では久保田有哉(TARGET)を相手に1RTKO勝利を収め決勝に駒を進めるも、決勝では古宮晴(昇龍會)とのK-1対決になり激戦となるも判定負け、ベルト挑戦目前で涙を飲んだ。そして7月には階級を上げての1戦、当時同級3位である田邉雅弥(Blaze)と対戦すると判定勝利、ランキング2位に選出され王座決定戦の出場権を掴んだ。2度目となるベルト挑戦、次こそは自身初となるベルトを腰に巻くことが出来るのか。

 互いに前戦での勝利を糧に今回の王座決定戦に選ばれた2名、打ち合い上等でどんどんと前に来る吉瀧と速く技術のあるパンチ・蹴りを武器にアグレッシブに戦うTETSUとおもしろい戦いになるのは間違いないタイプの2人だ。果たして、2024年最後にベルトを巻くのはどちらだ。


 続くはDEEP☆KICK-57.5kgランキング戦、同級9位の牧野騎士(FASCINATE FIGHT TEAM)と同級7位の嘉武士(NJKF健心塾)が激突する。

 牧野はRKS KICKルール スーパーバンタム級王座を戴冠しておりプロ戦績は7勝(5KO)2敗とKO率の高いパンチを武器に前に打ち出る倒し屋。DEEP☆KICKでも2戦2勝、特に昨年2023年は全勝の5連勝を記録すると2月『RKSゴールドラッシュ13』にて西尾仁徳(拳心會舘)との王座決定戦を行うと1RKO勝利、自身初のベルトを獲得した。最高の勢いで続く5月『RISE178』に出場を決めDEEP☆KICK-53kg第3代王者でもある寺山遼冴(フリー)と対戦するも判定負け、連勝もストップし今回が復帰戦となる。ここでしっかりと倒し復活の狼煙を上げれるか。

 対する嘉武士のプロ戦績は6勝(2KO)3敗を誇り堅実なテクニックと決して下がらない精神力で試合を支配する実力者。DEEP☆KICKを主戦場に戦いDEEP☆KICKでは3勝2敗を誇る、3月にはRISEランカーの都筑海杜(TEAM3K)と対戦すると2RTKO勝利、ここでランキング入りを果たすと6月『RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA』にて当時全勝を誇っていた門脇碧泉(正道会館戸田道場)からダウンを奪い判定勝利と勢いに乗ってきた。ここで勝利を収め、タイトル戦線への参戦を果たせるか。 互いに現在20歳と同年代であり次がプロ10戦目と類する部分が多い両者。今回の勝利で次へのステップを掴めるのはどちらか。


 他にもプロ3戦が決定。DEEP☆KICK-55kg契約にて同級7位であり長身から繰り出される蹴り技が魅力的なテクニシャンの山﨑天輔(VALIENTE)vs.7月に見事初勝利を勝ち取り意気揚々と2勝目を狙う香川刻(Blaze)。同じくDEEP☆KICK-55kg契約にて8勝15敗で沖縄出身のベテラン選手・弘樹(Y’z GYM)vs.プロ戦績3勝7敗1分で現在2連勝中と波に乗っている朝日彗仁(TARGET SHIBUYA)。DEEP☆KICK-53kg契約にてプロ戦績2敗1分とまずは初勝利を狙う由知(TeamFreeStyle)vs.プロ戦績1勝3敗とこちらも次の勝利を狙いたい小野祥平(TARGET SHIBUYA)の3戦が決定した。



 またDEEP☆KICK実行委員会では2023年12月に行われた『DEEP☆KICK 68』から2024年9月に行われた『DEEP☆KICK 71』までの12大会を1年として、12月8日開催の『DEEP☆KICK72』のリング上で年間表彰式を行う事を決定。実施される表彰内容は

◎最優秀選手賞
◎優秀選手賞
◎敢闘賞(スポンサー賞)
◎殊勲賞(スポンサー賞)
◎新人賞
◎ベストバウト賞
◎入場パフォーマンス賞
◎最優秀ジム賞

の全8部門が決定された。

選考についてはDEEP☆KICK実行委員会とファンからの投票をもとに決定され、投票応募期間は10月20日~11月10日まで行われる。

〈対戦カード〉
▼DEEP☆KICK-65kg王座決定戦 3分3R延長1R
吉瀧光(KING LEO)
TETSU(月心会チーム侍)

▼DEEP☆KICK-57.5kg契約 3分3R
牧野騎士(FASCINATE FIGHT TEAM)
嘉武士(NJKF健心塾)

▼DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R
山﨑天輔(VALIENTE)
香川刻(Blaze)

▼DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R
弘樹(Y'ZD GYM)
朝日彗仁(TARGET SHIBUYA)

▼DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R
由知(TeamFreeStyle)
小野祥平(TARGET SHIBUYA)

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