（C）ONE Championship
2024年10月25日（金）タイ・バンコクのルンピニースタジアムにて、『ONE Fryday Fights 84』（U-NEXT配信）が開催された。
＼🔥🇯🇵 世羅智茂が登場 🇯🇵🔥／
— ONECHAMPJP (@ONECHAMPJP) October 25, 2024
世羅はONE2連勝を目指して
ユアン・イー🇨🇳と勝負🥋
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第1試合では、ONEライト級（77.1kg）サブミッショングラップリングで世羅智茂（CARPE DIEM）が、中国のユアン・イーと対戦。
世羅は『ONE Fryday Fights』シリーズ2度目の出場。前回の初参戦では、ロシアのマゴメット・マティエフを1R 三角絞めに極めている。
世羅はMMAプロモーションでは、2020年のコロナ禍に『Road to ONE：2nd』に出場し、ケージグラップリングで青木真也と判定無しのドロー。また、2023年にはGLADIATORで実施のPROGRESSフォークスタイルグラップリングのウェルター級暫定王者決定トーナメントで決勝進出。
近年は、ADCC世界大会出場を目指し、2023年11月にシンガポール開催の『ADCCアジア＆オセアニア予選』の77kg級3位に。2024年5月にタイ開催の『ADCCアジア＆オセアニアトライアル』に出場し、キルギスのマゴメド・ヤルバエフにポイント3-0で敗れていた。
試合後は、CARPE DIEMバンコクでも指導を行っていた世羅は、ONEルンピニー大会のオファーを受けて、マティエフに一本勝ち。今回で4度目のタイ遠征となる。
ユアン・イーは、MMA2戦2勝の32歳の中国人黒帯柔術家。2023年、IBJJFアジアオープン黒帯マスター1部門で優勝。2024年、ASJJFアジアカップアダルト黒帯NOGIで優勝。銀行勤めを辞め、上海BJJでフルタイムで柔術を練習することで、タケオ・タニから黒帯を受け、現在は中国の長沙で自身のチーム「ギャラクシー柔術」を率いている。
ALLONEのサポートを受けて、バリ合宿ではクレイグ・ジョーンズやジョセフ・チェンらともトレーニングを行っており、世羅は「中国のグラップリングの動画が無くて、組んでみてという感じですが、中国はMMAもグラップリングもレベルが上がっているので油断はできないです」と語っている。
一本勝ちかジャッジ判定で勝敗が決まるONEサブミッショングラップリングは、ジャッジはキャッチの回数が多い選手を勝利とするルールだ。試合前のルールミーティングでもアグレッシブファイトをうながされるなか、世羅はONE2戦目のバンコクでどんなファイトを見せるか。
▼ONEライト級（77.1kg）サブミッショングラップリング 1R10分
〇ユアン・イー（中国）
[判定2-1]
×世羅智茂（CARPE DIEM）
先に引き込んだユアン。外がけをさばく世羅。トップ攻めの世羅は足首を掴むユアンに割って入ってパス狙い。足を効かせるユアンに世羅はいいところを掴ませず、かつぎパス狙いから腰を抱き、バックを狙いつつニアマウントから首を抱える。
首抜くユアンのガードに世羅は再びかつぎパスの動きから内ヒールも狙い、そのトランジッションでパスを狙うが、越えさせないユアンはクローズドガードに世羅を入れる。
下から三角絞めを狙うユアン。セットさせない世羅はクローズドから出るが、再びクローズドに入れたユアンのオモプラッタに腕を抜きまたいでパスを狙う世羅。右足を抱えて足関節狙いもそこでトップに回るユアン。
世羅は下からハーフに。リバースデラヒーバからバック狙い、ストレートフットロックを仕掛け、ヒール狙い。上のユアンもトーホールド狙い。世羅もヒールを狙いゴング。
判定は2-1に割れ、後半にトップから仕掛けたユアンをジャッジョは支持した。
#ONEFridayFights84 速報📣
— ONECHAMPJP (@ONECHAMPJP) October 25, 2024
ユアン・イー🇨🇳と世羅智茂🇯🇵が
一進一退の攻防を繰り広げた中
ユアン・イーが接戦をスプリット判定で制す🥋
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