2月11日(月・祝)大田区総合体育館で開催される「KNOCK OUT」 のメインイベントで「KNOCK OUTライト級(61.5kg)アジアトーナメント準決勝」として森井洋介(GOLDEN GLOBE/初代KING OF KNOCK OUTライト級王者)と対戦するチャンヒョン・リー(韓国/RAON GYM/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者)。
リーは2018年12月の1回戦で町田光にTKO勝ちして準決勝進出。対する森井は10月の1回戦でキヨソンセン・FLYSKYGYM(タイ)を延長戦の末にKOで降して準決勝進出を決めていた。3月10日の「RISE WORLD SERIES -61kgトーナメント」で裕樹との再戦も決定しているチャンヒョン・リーは、連戦で2つのトーナメントに臨むことになる。
森井について「パンチとローキックで攻めるスタイルが自分のスタイルに似てる」と語るリーだが、「以前RISEで戦った裕樹選手のローキックの方が強い。そして裕樹選手のローキックにも自分はダメージを受けなかった」と森井のローを問題としなかった。
「今まで一回もKOで負けたことがないし、ダウンも1回もない。私は倒れません」と不撓不屈の精神を示したリー。「“コリアンデビル”の拳と森井の拳、どっちの方がより強いか、楽しみにしてください」──大田区のメインで、最後にリングに立っているのはリーか、森井か!?
リー「森井とは互いに噛み合うスタイル。殴り合いになる」
――1回戦の町田光戦を振り返ってどうでしたか?
「私にとってとても意味のある一戦でした。初めてのヒジありルールの試合でしたし、試合当日の食事でまさかの胃もたれになってしまって……最悪のコンディションで臨んだ試合でしたが、勝てたのでそれも経験としての収穫でした。バッティングで目の上をカットしましたが、それがなければよかったかなと」
――次戦の対戦相手の森井洋介選手は「Mr.KNOCKOUT」と言われている選手ですが、森井選手の印象は?
「森井選手はいつも盛り上がる試合をする選手なので、KNOCK OUT で人気が高いと感じられます。パンチとローキックで攻めるスタイルが自分のスタイルに似てるし、相性も良いと思います。特に警戒する部分はありません。前の試合では森井選手がローキックでKOするのを見ましたが、以前RISEで戦った裕樹選手のローキックの方が強いかなと。裕樹選手のローキックにも自分はダメージを受けなかったのでローキックは警戒してないです。パンチは強い感じですけど、スピードはそんなに早くもないし、大振りのような感じです」
――どのような試合展開になりそうですか?
「面白い試合になりそうですね。お互いのスタイルが噛み合うので殴り合う試合になると思います。私は森井選手をKOするために最善を尽くします。森井選手はKO率が高い選手ですが、自分は今まで一回もKOで負けたことがないし、ダウンも1回もないので私は倒れないですよ」
――トーナメントの目標は何でしょう?
「もちろん優勝することです」
――お客さんに見ていて欲しいところはどこですか?
「“コリアンデビル”の拳と森井の拳、どっちの方がより強いか、楽しみにしてください。絶対、面白い試合になると思います。面白い試合をお見せしますので、2月11日はぜひ会場に試合を見に来てください!」