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レポート

【正道会館】石井和義館長が考案したフルコンPlusルールで好試合続出

2019/09/20 21:09
【正道会館】石井和義館長が考案したフルコンPlusルールで好試合続出

新日本空手道連盟正道会館国際正道空手連盟FIKA
「adidas cup 2019 KARATE ALL JAPAN」
2019年9月15日(日)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)
選手参加総数=945名

<フルコンPlusルール>

「フルコンPlusルール」とは、簡単に言えば従来のフルコンタクト空手ルールに下記のルールを加えたものである。

1.上段中段への直突きクリーンヒットさせた場合は有効ポイント1。
2.中段への突きがクリーンヒットした場合も有効ポイント1。
3.膝蹴りを除く中段蹴りをクリーンヒットさせた場合は有効ポイント2。
4.上段への蹴りをクリーンヒットさせた場合は有効ポイント3。
5.瞬間的な崩し、投げ、足払いや蹴りなどで相手を転倒させ下段突きを寸止めで決めた場合は有効ポイント3。
6.上段突き等、試合で認められた技で相手がダウンした場合、戦意喪失した場合はポイント8、一本勝ちとなる。
7.累計8ポイントで一本となる。
8.延長戦は、先に反則すれば減点で即座に負け、先に技を決めて得点すれば勝ち、勝敗が決まって試合が終了する。

 かつ従来のフルコンタクトルールで許されていた攻撃部位への攻撃で相手にダメージを与えてのダウンやKOも認められる。 

 石井和義館長独創のこのルールにより「フルコンタクトカラテの弱点」とされる上段への突きの攻防が大幅に改善され、より実戦に向いたものとなり、観戦者は白熱した。また従来のフルコンタクト空手のように中段や足へダメージが集中することがなく、また実戦で狙われやすい顔面に配慮されていることから人気が沸騰する可能性がある。

▼フルコンPlus UNDER60kg決勝
〇兼田将暉(正道会館江拳塾)
延長戦 ポイント先取
×山本竜輝(正道会館GSJ)


兼田将暉の蹴り。手技の変化で蹴りの出し方は異なる。

 兼田が先手。兼田が中段蹴りで有効、。山本が上段突きで有効ポイント1を取り返す。山本中段蹴りで有効、本戦終了間際で得点が並ぶ。山本が追い上げる形で本戦は引き分け。

 延長戦は先に有効ポイントを取れば即座に勝ち、反則すれば即座に負けというシンプルなルール。山本の攻撃に合わせて兼田が上段突きで有効を奪い。兼田が優勝。

 観戦者の立場からするとスリリングで面白い展開が生まれやすい試合形式である。

▼フルコンPlus UNDER67㎏
〇町分元気(正道会館総本部)
延長戦 ポイント先取
×石田勝希(正道会館江拳塾)


クリーンヒットすれば得点化され勝敗を左右する。俊敏さを必要とする。

 石田はキックボクシングの現役王者でもある。石田はやはり試合巧者であり、一回戦は身長で10cm上回る吉川諒を遠近を駆使した攻防で崩している。ただ発展段階の現時点では顔面の突きはフック、アッパーは認められていない為、そこで勝敗が分かれる場合もある。

 町分が開始早々、前蹴りを石田の顔面にクリーンヒット。有効ポイント3を獲得。様子を眺めた石田が不意を突かれた形。しかし、石田が連続三回、中段突きでポイント1を3回連続で決めて本戦は引き分け。

 延長戦、若干疲れの見える石田に町分が中段突きを決めて1ポイント先取。町分元気が優勝。

▼フルコンPlus UNDER75kg
〇樫村公治(正道会館恵風塾加古川支部)
優勢勝ち
×磯崎哲哉(正道会館GSJ)


フルコンPlusで空手は変わる。

 磯崎はある意味実験的に行われた奈良の大会で優勝している。ただ「フルコンPlus」という名称もルールも確定してなかった。

 フルコンの場合とは全く異なる遠い間合いから眺めあう二人。樫村が遠い間合いから磯崎の動きを読んで上段突き、有効1ポイン
ト。非常に遠い間合いから飛び込む突きの在り方は長くフルコンタクト空手が伝統流派を理解していなかった部分でもある。

 磯崎が蹴りで応戦。、今度は磯崎が上段突きでポイント1。が接近戦するも得点に至らず、本戦引き分け。延長戦は樫村の上段突きに副審の旗3本。判定樫村の優勝が確定。

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