▼メインカード第1試合 フライ級 3分3R
×石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)
判定0-3 ※28-29×3
〇ペットバンライ・シンハ・マウイン(タイ)
石井は打倒ムエタイを掲げタイで試合を重ねながら、2022年8月からK-1にも参戦。K-1バンタム級王座決定トーナメントに出場するなどトップクラスと試合を重ねてきたが、2023年12月の黒田斗真とのK-1 WORLD GP バンタム級タイトルマッチを最後にK-1との契約を解除。今年3月9日、タイ・ラジャダムナンスタジアムで開催されたRWSではコンパヤックを相手に衝撃の初回KO勝ちを収めた。4月のRWS JAPANでは松田龍聖とドロー、7月のRWS JAPANではパントー・ポー.ラックブンに判定で敗れている。今回は約5年ぶりにスーパーフライ級から一階級下げてのフライ級で挑む。
ペットバンライは『ONE Friday Fights』に3度出場し、2勝1敗の戦績を残している。ONEでのオープンフィンガーグローブムエタイでは左右フック&アッパーでガンガンと前へ出て戦っていたが、石井を相手にどう出てくるか。
1R、右ローを蹴った石井はペットバンライが左ミドルを蹴り返してくるとキャッチして左のボディを打つ。石井は右ストレートからの左フック、左三日月、右ローでペットバンライにロープを背負わせていく。機を見て左ボディ。ペットバンライが右ミドルを蹴ると石井が左ボディのカウンター。ペットバンライは組みつく。右ボディストレートと左ボディでボディを攻めていく石井は左右ローも蹴っていく。オープンスコアは石井の10-9×3。
2Rは前に出てくるペットバンライが組みつこうとしたところへ石井が左ボディを打つも、ペットバンライはそのまま組み付いてきて首相撲からヒザ。ここから徹底して前へ出て組みついてくるペットバンライ。石井は組まれないようにバックステップで回り込むが、レフェリーから注意を受ける。すると石井は下がりながら左ボディ、左三日月、左ボディの3連打。ペットバンライはどんどん前へ出ては組みついてヒザ。前に出るペットバンライ、左ボディで迎え撃つ石井、組みついてヒザを蹴るペットバンライの展開が続く。このラウンドは10-9×3でペットバンライが取り戻した。
3R、右ストレートでボディを攻める石井だが、やはり前へ出るペットバンライの首相撲に捕まる。組みついてくるところに連打を見舞う石井は、ペットバンライが組んでくると顔を押してブレイクに持ち込むが、その後は捕まってヒザをもらう。しかし、ブレイク後の石井の左三日月が綺麗に決まり、続く左右ボディもヒット。石井は左三日月を狙うが徹底してペットバンライはスネブロック。ペットバンライが組んでくると顔を押して転倒させるが、足を掛けたことをレフェリーに注意される。石井の右ストレート、右ハイは不発。ペットバンライがしつこく組む。ペットバンライが勝ちを確信して下がって流し始め、石井が左右ハイ、ミドルで攻める。