2024年10月18日(金)『ONE Friday Fights 83』(U-NEXT配信)がタイ・バンコクのルンピニースタジアムにて開催された。第2試合のバンタム級では、青柳克明が、ONE Friday Fights 2戦目に臨んだ。
▼バンタム級 MMA 5分3R〇青柳克明(日本)[1R 2分15秒 KO] ※右ストレート×イ・ジュンファン(韓国)
青柳はMMA5勝3敗。16歳から台湾に留学。ボクシング、キックの試合経験も持ち、カルロス・トヨタ柔術台湾からBMF Space所属でMMAに出場。
2018年6月の中国CWMでプロMMAデビュー。日本ではZSTで1勝後、2023年6月の『KROSS×OVER CAGE FIGHT』でJ.セロウ若林に反則のヒザ蹴りDQで敗れるも、以降は台湾WOTDで2連勝。
2024年7月『ONE Friday Fights 69』で韓国のチョン・ジュンヒに右から左フックでダウンを奪い、パウンドで1R TKO勝ちしボーナスも獲得。25歳。
イ・ジュンファンは、タイの名門フェアテックスに所属する韓国のストライカー。MMA3勝1敗。ライト級でプロデビューし、BlackCombatではジュン・ヤンジェに判定負けも、韓国Ring Championshipで2連勝し、前戦はフェザー級で2R TKO勝ち。今回がONE FF初参戦となる。27歳。
1R、178cmのジュンファンより10cm低い青柳は、開始早々、ワンツースリーフォーと4連打で前に。左を当ててロープに詰めると、右ローをヒット。右アッパーの入りはかわされる。
ジュンファンは右ストレートもまだ遠い。青柳は右アッパーから左を振り、右ロー! ジュンファンの押し戻しに右オーバーハンドで下がらせる。
ジュンファンの右ローに右を合わせてのけぞらせた青柳は前に。右カーフを当てて、左ジャブのダブル。ジュンファンの左ジャブをブロッキングして、左から右フック!
これにクラつき後退したジュンファンのロープ際での打ち返しをかわした青柳は左右の連打から右ストレート! 後方に倒れたジュンファンにレフェリーが間に入った。
1R 2分15秒、ONE FF2戦連続の1R KO勝利を飾った青柳は、テレビカメラに向かってボーナスを要求すると、勝利マイクで「嬉しいんですけど、勝つのは当然だなと思っているんで、もうFriday Fightsはいいので、本戦の契約はいかがでしょうか。契約が早く欲しいです」とアピールした。