2024年10月12日(日本時間13日朝5時開始)米国ネヴァダ州ラスベガスにて『UFC Fight Night: Royval vs. Taira』(U-NEXT配信/UFC Fight Pass配信)が開催されている。朝倉海の12.7 UFCデビュー戦の相手が、現UFC世界フライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャになることが大会前に発表されるなか、今回のメインの平良達郎vs.ブランドン・ロイバルのフライ級戦の勝者は、朝倉vs.パントージャの勝者と対戦することになるのか、注目の5分5R戦だ(※選手名からインタビユー)。
▼フライ級 5分5Rブランドン・ロイバル(米国)1位 16勝7敗(UFC6勝3敗)125.5lbs/56.93kg平良達郎(日本)5位 16勝0敗(UFC6勝0敗)※UFC6連勝中 125.5lbs/56.93kg
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▼ミドル級 5分3Rブラッド・タヴァレス(米国)20勝9敗(UFC15勝9敗)185lbs/83.91kgパク・ジョンヨン(韓国)17勝6敗(UFC7勝3敗)185.5lbs/84.14kg
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▼ウェルター級 5分3Rチディ・エンジョクアニ(米国)23勝10敗(UFC3勝3敗)170.5lbs/77.34kgジャレッド・グッデン(米国)23勝9敗(UFC2勝4敗)※172.5lbs/78.24kg※グッデンが体重超過。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のエンジョクアニに報奨金の20%を支払う。
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▼ライト級 5分3Rグラント・ドーソン(米国)21勝2敗(UFC9勝1敗)156lbs/70.76kgラファ・ガルシア(メキシコ)15勝3敗(UFC4勝3敗)154.5lbs/70.08kg
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▼ウェルター級 5分3Rダニエル・ロドリゲス(米国)17勝5敗(UFC7勝4敗)156lbs/70.76kgアレックス・モロノ(米国)24勝10敗(UFC13勝7敗)154.5lbs/70.08kg
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【プレリム】
▼フライ級 5分3RCJ・ベルガラ(米国)12勝5敗(UFC3勝3敗)126lbs/57.15kgラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)15勝2敗(UFC0勝0敗)125.5lbs/56.93kg
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▼フェザー級 5分3Rジョナサン・ピアース(米国)14勝6敗(UFC5勝3敗)145lbs/65.77kgパット・サバティーニ(米国)18勝5敗(UFC5勝2敗)145lbs/65.77kg
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▼ウェルター級 5分3R〇テンバ・ゴリンボ(南アフリカ)14勝4敗(UFC4勝1敗)※UFC4連勝 170.5lbs/77.34kg[判定3-0] ※30-27×3×ニコ・プライス(米国)16勝8敗(UFC8勝8敗)170.5lbs/77.34kg
1R、サウスポー構えから入るゴリンボ。オーソに戻すと大きな右を振って右ロー。プライスもオーソから右ローを返すが、ゴリンボは前足に左右のカーフ。ワンツースリーに、プライスも左ミドルを返す。
押し戻して右を突いたプライスにカウンターのダブルレッグテイクダウンはゴリンボ。左の手首を持つ下のプライスは腕十字狙いも左足を抜いてハーフにするゴリンボ。プライスは下からアメリカーナ狙い。
手首を回して腕を抜いたゴリンボはパウンド連打。立ち上がろうとするプライスのバックを奪い、背中に乗ってボディトライアングルからフェイスロック。前に落とそうとしたプライスに落とされず極めを狙う。
2R、右前蹴りで距離を取るプライスに、出入りで速い左右をまとめるゴリンボ。右を振って前進し、首相撲ヒザのプライスにゴリンボはダブルレッグテイクダウン! 亀から立とうとするプライスの背後からパウンド。立ち上がりのプライスをボディロックテイクダウン。ここも立つプライスは、体を入れ替え、逆にダブルレッグへ。
切ったゴリンボは離れて前蹴り。圧力をかけるプライスは左から大きな右。そのまま差して押し込み。右カーフを返すも右ミドルのプライスにゴリンボは組んでボディロックテイクダウン。プライスは下からキムラを仕掛けて凌ぐ。
3R、右カーフを当てて、左右の二段蹴りを見せるゴリンボはダブルレッグへ。首を抱えたプライスはクラッチしてテイクダウン。上のゴリンボは細かいパウンド。さらにハーフからヒジ! フルガードに戻すも立ち上がれないプライスを押さえ込み。足を戻し絵立ち上がるプライスをボディロックテイクダウン! 立ち際に背中に乗り、リアネイキドチョークからスロエフストレッチ狙い。グラウンドに引き込むと背後から細かいパウンドでホーン。
判定は3-0(30-27×3)でゴリンボが勝利、4連勝をマークした。
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▼ヘビー級 5分3R〇ジュニア・タファ(豪州)6勝3敗(UFC2勝3敗)241lbs/109.32kg[2R 2分15秒 TKO]×ショーン・シェラフ(米国)4勝1敗(UFC0勝1敗)252lbs/114.31kg
1R、ともにオーソドックス構え。先に前に出るシェラフ。ボディ打ちから顔面と打ち込むシェラフ。タファは押し戻すと右ボディストレート、左ボディも。シェラフはボディロックから金網にドライブも金網を掴んでしまうタファに注意。
なおも組んで押し込むシェラフに、タファはその勢いのまま後方に送り込んで立ち上がり。右アッパーを当てると、左ジャブ、右。シェラフも右のダブルから左、右ヒジと散らせて押し戻し、オーソから左ミドル。タファは右の強打で押し戻す。
さらに左ジャブのダブル、右をガード越しに当てると、左フックも。下がるシェラフだが自身のターンでワンツースリーで前進、ダブルレッグテイクダウンからマウント。ヒジを連打し、ニアフィニッシュとなるもホーン。
2R、ジャブ連打から右オーバーハンドのタファ。シェラフの組みを切り、右アッパーを効かせると、金網に詰めてラッシュ! ガードを固めるシェラフに。タファも疲労か。しかしクリンチボクシングからの右アッパーを当てるタファが前に。金網づたいに防戦一方のシェラフを見て、レフェリーが間に入った。
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▼女子ストロー級 5分3R〇ジュリア・ポラストリ(ブラジル)13勝4敗(UFC1勝1敗)115lbs/52.16kg[判定2-1] ※30-27, 29-28, 28-29×コーリー・マッケンナ(英国)8勝4敗(UFC3勝3敗)115lbs/52.16kg
1R、詰めるマッケンナに、ポラストリはテンカオで迎え撃ち、右で小手に巻き左ヒジでフレームを作る。左右の差しを変えるマッケンナにヒザを突くポラストリは体を入れ替えヒザ! しかしマッケンナも体を入れ替え、ダブルレッグも、ポラストリは右で差し上げディフェンス。
両差しでクラッチもヒジをフレームにクラッチを切ると体を入れ替えヒジ、マッケンナを突き放すと、得意のムエタイで前に。ジャブ・ローから詰めて首相撲ヒザ。マッケンナはその入りに左フックを突く。しかし首相撲ヒザで前に出るポラストリ。
2R、跳びヒザで走り込むポラストリ。マッケンナは左ミドルから右を伸ばすが、すぐに首相撲ヒザのポラストリ。マッケンナは首投げ狙い。それを外したポラストリに、右で差して押し込みも、ポラストリは頭を顔に着けての首相撲ヒザも。
下がるマッケンナに詰めるポラストリはマッケンナの右をかわしてダブルレッグ。金網までドライブしてバッククリンチに持ち込むと背後からヒザ。左足をかけてバック狙いも金網沿いに背中は譲らず離れるマッケンナ。ワンツーもポラストリの圧力に下がりながらの打撃に。右の打ち下ろしは当てるが、前に出るポラストリはヒザを突き上げる。
3R、ワンツーから右ローのポラストリに、打ち合うマッケンナだが、近づくと首相撲ヒザのポラストリ。左フックの相打ちも前に出るのはポラストリ。右の縦ヒジも打ち込む。スイッチして左も打ち込むポラストリはマッケンナの右に構わず、組みも剥がして首相撲で対抗。下にタックルに入るマッケンナはシングルレッグ、その頭を押し下げるポラストリに、残り2分で尻下でクラッチを組んだマッケンナはテイクダウン!
クローズドガードのポラストリは腕十字、三角絞めを狙いつつ下からヒジ、さらにスイープも狙う。中央に戻るマッケンナは上からパウンドも強い打撃は落とせず。ホーンにマッケンナは「サンキュー!」と声をかけ、ポラストリとハグをかわした。
判定は2-1(30-27, 29-28, 28-29)でポラストリが勝利。
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▼バンタム級→キャッチウェイト 5分3R〇コーディ・ハドン(豪州)8勝1敗(UFC2勝0敗)135lbs/61.24kg[判定3-0] ※30-27×3×ダニエル・アルグエタ(米国)9勝3敗(UFC1勝3敗)※138.5lbs/62.82kg ※アルグエタは規定体重をオーバー。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のハドンに報奨金の20%を支払う
アルグエタが2.5ポンドオーバーで、バンタム級からキャッチウェイト戦に。
1R、サウスポー構えのアルグエタはワンツーから左。先に詰めてボディロックからテイクダウン。ハドンはケージを使って立ち上がり左右で前に。そこで打ち返すアルグエタは右で差して脇を潜りバックテイク。正対しようとするハドンはクラッチを切ってヒザを突き離れる。ボディ打ちから左、ワンツーのハドンに組んでがぶりのアルグエタ。
頭を抜くハドンは右カーフ、ワンツーの右をヒット。さらにダブルレッグもそこにギロチンチョークのアルグエタ。首を抜いて前に詰めるハドンはケージに詰めて右! しかしアルグエタも体を入れ替え右で詰める。金網背にヒザを返すハドン。
2R、アルグエタの入りに右ヒザを合わせるハドン。さらにアルグエタの大きな左にカウンターのダブルレッグテイクダウン! クローズドガードのアルグエタの立ち際にバックを奪いに行くが、横に落としたアルグエタが上に。パウンドのスペースで立ち上がるハドン。そこを投げるアルグエタだが、押さえ込めず、力を使ったか。
打撃で詰めるハドンは、アルグエタの組みを切り、ヒザ蹴り。アルグエタのがぶりから首を抜き、互いに消耗戦に。右のテンカオを突くハドン。右を効かせたハドンが前に。しかしホーン。
3R、アルグエタの右前蹴りをかわして右ストレート、左ジャブをこつこつ突くハドン。ボディ打ちも混ぜてアルグエタの組みを切る。ともにバックフィストは空振り。右ヒジを打つアルグエタも前に。ハドンが足を取りに行くところを切って右カーフ! 両手を着いたハドンだがすぐに立ち上がるハドンが前に。
アルグエタが頭を下げて足を取りに行くとそこに左右の打ち下ろし、スプロール。再び低いシングルレッグのアルグエタを切るハドン。なおも詰めて組むアルグエタは金網まで詰めてテイクダウントライ。
しかし押し込み切ったハドンはサウスポー構えになり右ジャブ。アルグエタの組みをスイッチで切り返し、立ってシングルレッグレッグのアルグエタを切ったところでホーン。ともに疲弊した戦いに。
判定は3-0(30-27×3)でハドンが勝利。8月のDWCSで勝利し、UFCと契約後、わずか2カ月弱でのUFCデビュー戦を白星で飾った。
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▼フライ級 5分3R〇クレイトン・カーペンター(米国)8勝0敗(UFC2勝0敗)125.5lbs/56.93kg[2R 2分12秒 リアネイキドチョーク]×ルーカス・ホシャ(ブラジル)17勝2敗(UFC0勝1敗)125.5lbs/56.93kg
DWCSでエドガー・チャイレスに判定勝ちしてUFCと契約した強豪グラップラーのカーペンター。アマゾン出身のホシャもDWCS出身。4月にジョシュア・ヴァン戦が組まれていたが負傷欠場。今回が仕切り直しのUFCデビューとなる。
1R、ともにオーソドックス構え。跳びヒザを見せるホシャ。前に出るが、そこにカウンターのダブルレッグテイクダウンのカーペンターは、ハーフからヒジを落とし、ホシャの右目上から出血させる。下から足も狙うホシャだが潰すカーペンターはパウンド。
2R、先に左右で前に出るカーペンターは左右スイッチ。そこに跳びヒザを狙うホシャは後ろ蹴りも。オーソから左右で飛び込み、右前蹴りを打ってからダブルレッグテイクダウンはカーペンターすぐにバックを奪い、ボディトライングル。パームトゥパームで絞めて、ホシャを失神させて、UFC2試合連続一本勝ち。
【中止】▼ミドル級 5分3Rアブドゥル・ラザク・アルハサン(ガーナ)12勝6敗(UFC6勝6敗)ジョシュ・フレムド(米国)11勝6敗(UFC2勝4敗)